プレミアムSUV「MLクラス」の後継モデルとして誕生
メルセデス・ベンツGLEは、1998年に誕生した「MLクラス」の後継モデルとして、SUVらしい力強さとスポーティネスを表現したエクステリアデザイン、上質感溢れる内装、優れた走行性能に磨きをかけながら進化してきた。
2015年10月に「MLクラス」のマーナーチェンジ時に名称を「GLE」に改め、EクラスファミリーのSUVとしての位置づけを強化。2016年にはSUVとクーぺのクロスオーバーSUV「GLEクーペ」も登場した。
現行の最新型「GLE」は2代目、MLクラスから数えて4代目として2019年に誕生。遅れて2020年には「GLEクーペ」も新型へ移行した。
現行モデルでは、GLE全モデルが電動化を遂げ、より力強い走りと高効率な燃料消費を実現。自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や実用的な安全運転支援システムを標準装備として採用し、プレミアム性と利便性を兼ね備えたモデルとして市場から高く評価されている。

メルセデス・ベンツGLEに新たに追加設定された新グレード「GLE 450d クーぺ 4マティック スポーツ コア」。GLEクーぺの「コアバリュー」を追求したモデル。
戦略的な価格を実現した「コア」
今回、「GLE」と「GLEクーペ」に追加設定された新グレード「コア」(GLE 450d 4マティック スポーツ コア)は、GLEの主力モデルである「GLE 450d 4マティック スポーツ」 の持つ高い走行パフォーマンスやエアマティックサスペンションの乗り心地、3列7シートの利便性といったGLEの「コアバリュー」を残しながら、一部の装備内容を見直して、戦略的な価格を実現した。
「AMGラインインテリア」、「ドアクロージングサポーター」を省き、ステアリングホイールや本革シート、トリムの仕様を変更。また、ボディカラーはオブシディアンブラック(メタリック)とMANUFAKTURオパリスホワイト(メタリック)に厳選されている。

「GLE 450d 4マティック スポーツ コア」のインテリア。ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム、本革巻ステアリング(ナッパレザー)を採用。
■ベースモデル「GLE 450d 4マティック スポーツ」からの主な変更点
・ AMGラインインテリアの廃止
・ ドアクロージングサポーターの廃止
・ 本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)を本革巻ステアリング(ナッパレザー)に変更
・ 本革シート(本革/ナッパレザー)をレザーARTICOシートに変更
・ アンスラサイトオークウッドインテリアトリムをブラウンウォールナットウッドインテリアトリムに変更
・ 外装色を7色から2色に変更
車両価格は、「GLE450d 4マティック スポーツ コア」が1379万円、「GLE450d クーぺ 4マティック スポーツ コア」が1393万円で、ベースモデル「GLE 450d 4マティック スポーツ」よりも約15万円ほど価格が抑えられている。