さっぱりしつつも旨味たっぷりの地元のサーモン

岩手山の湧き水で育てられたニジマスを使った「盛岡サーモン丼」(1200円)。煮物の小鉢は日替わりとなる。
2024年のリニューアルでメニューに加わったのが「盛岡サーモン丼」(1200円)。こちらも名前のとおり、岩手県で育てられたサーモン(ニジマス)のドンブリです。ちなみに、盛岡市近くの養殖所で岩手山の湧き水を使っていることもあり、最近になって「盛岡サーモン」と認定されたそうです。
「盛岡サーモン丼」は、温かいご飯に、サーモンの刺身を並べただけという、シンプルこの上ないメニューです。ですから、ポイントとなるのはサーモンとご飯のおいしさ! サーモンはサッパリとしつつも脂がのっており、甘みが感じられます。
わさび醤油をたらせば、さらに甘みがアップ! 岩手県産のご飯は粒が立っており、噛むほどに甘みが強く楽しめます。そんなご飯をサーモンでくるんでいただけば、まるでサーモンのおにぎりのよう。あっという間に完食してしまいました。
米どころであり、畜産が盛んな岩手県の底力を感じさせてくれた、2つのドンブリでした。岩手山SA(上り)で食事するなら、この2品は見逃すわけにはいきませんね。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:ネクスコ東日本エリアトラクト)

岩手山SA(上り)は、2024年3月にリニューアルされており、フードコートのテーブルも椅子もほとんど新品状態だ。
東北自動車道・岩手山SA(上り)
●営業時間
「フードコート」
岩手グルメ食堂「GANJUSAN」(佐助豚みそ焼き丼):10時〜20時
麺・丼屋「RINDOU」(盛岡サーモン丼):24時間
※価格等は、すべて消費税込みです。
価格等は、2025年7月時点のものですが、
昨今の原料費高騰などの関係で価格が変わる可能性はあります。