第6戦は坪井が制し今季2勝目
土曜日に行われた第6戦では野尻智紀(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得。2番グリッドには富士を得意にしている坪井が続く。

ポールシッターの野尻がホールショットを奪う。
36周のレースは野尻がホールショットを奪うも、昨年富士で3勝を挙げた坪井が早くも仕掛けていく。2周目のホームストレートでいきなりオーバーテイクシステム(OTS)を使い野尻をパス。早くも坪井がトップに立った。

2周目に早くもトップに立つ坪井。
タイヤ交換が可能となる10周目に入ると、3番手を走る福住仁嶺(Kids com Team KCMG)がピットイン。翌周には野尻も入るなか、チームメイトの岩佐歩夢(TEAM MUGEN)はトップの坪井はステイアウトを選択した。
岩佐は21周目にピットイン。野尻、福住、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の後ろでコースに戻る。トップの坪井も23周目にピットに入り、ピットインし、野尻と福住の間で合流した。

速さを見せるもロングランが良くなかった福住。
ステイアウト組はピット組との距離をある程度保っている状態でタイヤはフレッシュ。坪井はその優位性を持って26周目に野尻をかわしトップに立つと、そこからは独走体制に入って見せた。
その後方では岩佐も新しいタイヤで猛追。牧野と福住をかわし3番手に上がると、チームメイトの野尻に迫る。
最終的に2位に6秒以上の差をつけた坪井がトップチェッカー。得意とする富士で今季2勝目を挙げた。野尻は岩佐を振り切りなんとか2位、岩佐は3位で表彰台を獲得している。

富士マイスター坪井が今季2勝目を挙げた。
ここまでシリーズを引っ張ってきたDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは牧野が5位、太田格之進が10位と低迷したこともあり、富士で4連勝となった坪井がランキング首位に立っている。