モントレー・カー・ウイークのさまざまイベントに出典
モントレー・カー・ウイークは、毎年8月にカリフォルニア州モントレー半島で開催されるクルマ愛好家のイベントの総称。もともとはクラシックカーの愛好家の集まりだったが、いまでは自動車ショーやコンクール・デレガンス、コレクター羨望のオークション、クラシックカーレース、ブランドのプレゼンテーション、ガラパーティなど、さまざまイベントがペブルビーチ近辺のモントレーで開催される、世界的なイベントとなっている。

歴史的なレーシングカーやスポーツカーが100kmにおよぶ公道を走るツール・ド・エレガンスでは、1910年製「ベンツ・プリンツ・ハインリヒ・ワーゲン」が先導車両として走った。
メルセデス・ベンツは復刻した1910年製「ベンツ・プリンツ・ハインリヒ・ワーゲン」で歴史的なレーシングカーが公道を走るツール・ド・エレガンスを先導し、モントレー・カー・ウイークのハイライトともいえる「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」ではチャールズ・A・チェイン・トロフィーを受賞。このほか、ドライブインシアター形式の「スターゲイズ・シアター」では、映画に登場したメルセデス・ベンツを紹介するなど、人々の価値観やライフスタイルを形作ってきた歴史を披露した。
また、AMGによる新次元のパフォーマンスコンセプト「CONCEPT AMG GT XX」、新型プレミアムMPVを示唆する「メルセデス・ベンツ Vision V」、米国市場向けの25台限定車「メルセデス・マイバッハ S 680 Edition エメラルド・アイル」も公開した。

メルセデス・ベンツ・クラシックセンターによって完全復刻された1910年製「ベンツ・プリンツ・ハインリヒ・ワーゲン」は、コンクール・デレガンスでは「チャールズ・A・チェイン・トロフィー」を受賞。モントレー・カー・ウイークの主役の1台となった。