静岡銘菓の看板商品といえば「大砂丘」

地元 掛川にある菓子メーカー「たこまん」のお菓子「大砂丘」(200円)。50年以上も前から販売される定番のお菓子だ。
続いての人気テイクアウト グルメは、たこまんの「大砂丘」(200円)。こちらも、静岡県の西部である遠州エリアで50年以上も愛され続けている銘菓です。ちなみに「たこまん」とは、1953年に掛川で創業した老舗菓子メーカーで、正式名は「たこ満」となります。創業者が修行したところで蛸酢のおいしさに感動し、そのおいしさに負けない菓子を作ろうと、社名を「たこ満」にしたそうです。
商品名の「大砂丘」とは、静岡遠州エリアの海岸線にある遠州大砂丘をイメージしたものとか。お菓子の表面にある粉糖の模様が、砂丘にある風紋を表現しているというのです。
そんな「大砂丘」は、チーズクリームをフンワリしたスポンジ生地で包んだお菓子。一般的にはブッセと呼ばれるものとなります。口当たりは軽く、口の中で生地がホロホロと溶けていくようです。その奥のチーズクリームは香りも高く、意外に大きな存在感を放ちます。ついつい、もうひとつ!と手が伸びてしまうようなおいしさでした。
この「大砂丘」も定番のおみやげとして人気になるのも納得です。また、期間限定で栗やサツマイモ風味など、いろいろなバージョンも販売されているとか。飽きずに楽しめるのも、人気が長く続いている理由なのではないでしょうか。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

セブン・イレブン内に設置された「掛川メロンパン」の販売コーナー。
東名高速・小笠PA(下り)
●営業時間
セブンイレブン:24時間
※価格等は、すべて消費税込みです。
価格等は、2025年10月時点のものです。
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