圏央道経由で幅広いユーザーがアクセスするPA

菖蒲PA(内外集約)は、圏央道の内回りと外回りの両方からアクセスできる。東北道と関越道だけでなく、中央道や東名高速、常磐道や東関東道からの来客もあるという。
圏央道の東北道と関越道の間にあるのが菖蒲PA(内外集約)です。現在は埼玉県の久喜市に属していますが、かつては菖蒲町という地名だった場所にあるPAです。内外集約というのは、内回りと外回りのPAを一体化させたもので、アクセスは内回りと外回りの両方からできるというもの。圏央道を利用する人には使いやすいPAです。
また、菖蒲PA(内外集約)は、圏央道を経由して、東関東道、常磐道、東北道、関越道、中央道、そして東名高速までアクセスすることが可能です。つまり、幅広いエリアのユーザーが利用しやすいという点も特徴といえるでしょう。
地元の製麺店が手がけるうどんを味わう

菖蒲PA(内外集約)のフードコートにある、「菖蒲のごはん屋さん」で人気の「釜揚げうどん」(1080円)。地元の田中製麺のうどんと深谷ねぎを使っているのがポイント。
そんな菖蒲PA(内外集約)で、まずオススメしたいのが「釜揚げうどん」(1080円)。このメニューのポイントは、地元・久喜市にある田中製麺のうどん麺を使っていることです。田中製麺は、1913年に創業した久喜市の由緒ある製麺会社です。
「もともと地元の田中製麺のうどんを使って、第1回ハイウェイめし甲子園(注:NEXCO東日本が開催しているSA/PAのメニューコンテスト)の出品メニューを開発しました。コンテストは終わりましたが、評判が良いので仕様を変えながら、今も販売しています。うどんに使う小麦は昔風のもので、麺は、うち専用に作ってもらっているんですよ」と、菖蒲PAの担当者さんが説明してくれました。
また、釜揚げうどんのつけ汁には、やはり地元埼玉で自慢の深谷ねぎと、味噌豚を使っています。つけ汁は、オーダーのたびに1杯ずつていねいに作っているというのも嬉しいポイントです。
実際にいただいてみると、やっぱり、うどんの味が違いました。もちもちした食感は、まるでスイトンのよう! 小麦の味がダイレクトに感じられます。また、つけ汁の深谷ねぎはジューシーで、豚肉は厚みがあり、とても甘く感じられます。シンプルなメニューだからこそ、素材の良さが光るのでしょう。うどん好きなら、ぜひとも試して欲しいおいしさです。
