ビー・エム・ダブリューは2025年11月12日、コンパクトSAV「BMW X1」に特別仕様車「BMW X1 Edition Shadow(エディション・シャドウ)」を設定し、全国240台限定で発売した。この特別仕様車は、現行X1(第3世代)をベースに、外装・内装をブラック基調で仕立てた限定モデルである。
240台の限定販売で希少性も大きな魅力
Edition Shadowは右ハンドル仕様のみで、価格は611万円。装備を考慮すれば非常に戦略的な価格設定といえる。全国でわずか240台の限定販売であり、希少性の高さも大きな魅力となる。納車は同年11月下旬から順次開始される予定だ。

専用19インチアロイホイール。スポークの造形とブラック塗装が生み出す陰影が、足元から精悍さを強調する。
「シャドウ=影」という名にふさわしく、光を吸い込むような外観デザインは、街中で静かに主張する個性を放つ。SUVブームのなかでも独自の価値観を貫くBMW X1に、漆黒のエッセンスを加えた特別仕様車、それがEdition Shadowである。
ちなみに現行型X1はBMWカーブド・ディスプレイや最新OS「BMW OS9」を採用し、デジタル体験を大幅に進化させた。こうした完成度の高さが評価され、「2023-2024インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」および「2024年次RJCインポートカーオブザイヤー」をダブル受賞している。

