ステランティス グループがプロデュースする「プジョー」ブランドは、コンパクトEVのコンセプトカー「ポリゴン(POLYGON)コンセプト」を発表した。

インテリアには3Dプリントも活用。リサイクルも考慮

画像: ポリゴン コンセプトはリアシートも備わる4シーターのようだ。

ポリゴン コンセプトはリアシートも備わる4シーターのようだ。

インテリアでは、アーキテクチャーを再設計し、ダッシュボードを再構築して、すべての乗員に広々としたキャビンスペースを提供する新デザインを採用した。ダッシュボードのレイアウトをカスタマイズできるので、前席乗員のスペースはさらに広がる。

フロントウインドーを前方に低く配置し、Bピラーを廃することで、キャビンはガラスキャノピーを彷彿とさせ最大限の自然光を取り込んで広がりを感じさせる。

シートは3Dプリントされたシェルと一体成形フォームを組み合わせ、従来の布張りシートでは実現不可能な快適な形状と幾何学的なデザインを実現している。

グッドイヤーはタイヤのサイドウオールへのカラー彫刻ができる革新的なレーザー技術を開発した。これにより、異なるカラーを組み合わせたタイヤのデザインも可能だ。このタイヤはクルマとシームレスに通信し、路面に関するリアルタイムの情報をiコクピットのディスプレイに送る。

画像: ガルウイングドアを採用。サイドウオールへカラー彫刻できるグッドイヤー製タイヤを装着。

ガルウイングドアを採用。サイドウオールへカラー彫刻できるグッドイヤー製タイヤを装着。

ポリゴンは、再生材料の使用を最大化するように設計されている。また、従来型の車両よりも部品点数を削減し、車両の軽量化や効率性の向上、そしてライフサイクル終了時の分解を容易にしている。

そのスタイリングは、アーバン/プレイヤー/エクスプローラーと、1台で3つのデザインを変化させることもできる。1台のコンセプトカーながら、複数の個性やスタイルを楽しむことができる。それが、「ポリゴン」という車名の由来なのだ。

このポリゴン、そのままで市販化されるとは思えないが、はたして近未来の「208」は、こんなスタイルになるのだろうか?

画像: そのスタイリングは、往年の名車「205」をも彷彿とさせる。

そのスタイリングは、往年の名車「205」をも彷彿とさせる。

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