ドライバー中心にインテリアデザインを刷新
シボレー コルベットはアメリカを代表するハイパフォーマンス・スポーツカーで、その中でも「Z06」はサーキット走行を前提として設計・開発されたパフォーマンスモデルとして知られる。シボレーがサーキットで培ってきた知見とデータを元にその性能を磨き上げ、多くのファンを魅了し続けている。
今回の改良では、新たに3つのディスプレイ、12.7インチのセンタースクリーン、14インチのドライバーインフォメーションセンター、6.6インチの補助タッチスクリーンを搭載。新しいアニメーションとより洗練されたグラフィックのスピードメーターやタコーメーター、その他の計器類の表示に加え、走行距離やパフォーマンストラクションマネジメントなどの情報を瞬時に映し出す。
また、各種操作系ボタンはドライバー寄りに配置し直し、センターコンソール形状も改良するなど、操作性を向上。ワイヤレスチャージングトレイを空調スイッチ下の視認性の高い場所に移設したほか、挟み込むような構造にすることで、走行中のスマートフォンなどの携帯端末の落下や置き忘れを防止する。カップホルダーにはアンビエントライトを施し、底部にはコルベットの象徴であるクロスフラッグロゴを刻印。助手席側にはグラブハンドルを追加した。
さらに、これまで「シボレー コルベット E-Ray」にのみ装備されていた「パフォーマンスアプリ」を標準装備することで、リアルタイムの馬力とトルクの流れを表示。また「パフォーマンスデータレコーダー(PDR)」は、車内データをリアルタイムで分析し、すべての走行セッションを記録。サイド・バイ・サイド比較、速度トレース、走行データに基づいた自動「スピードヒント」などを通じて、ドライバーのパフォーマンス向上をサポートする。

伝説のエンジニア、ゾーラ・アーガス=ダンドフの理想を受け継ぎ、サーキットの血統を宿す「コルベット Z06」。その最新モデルが東京オートサロンで発表された。
「Googleビルトイン」の搭載も注目ポイント。これにより、車両がつねにインターネット接続して「Googleマップ」や「Googleアシスタント」、「Googleプレイストア」を通じたさまざまな機能を実行、音声によるエアコンの温度変更やナビゲーション操作、音楽再生、メッセージ送信、通話などが行える。また、アプリをダウンロードすることで駐車中の映画視聴やウェブ閲覧も楽しめる。
さらに専用のスマートフォンアプリ「myChevroletアプリ」をインストールすると、離れた場所から車両の状態の確認や空調の操作などが可能になる。「Google ビルトイン」の利用に必要なデータ通信は新車から8年間無償で利用できる。
ボディカラーは、アークティックホワイト、ブラック、リップタイドブルー、トーチレッド、コンペティションイエローの全6色。車両価格はZ06クーペが2680万円、Z06コンバーチブルが3020万円。
コルベットの魅力を昇華させた特別な1台
東京オートサロン2026のシボレーブースで主役となったのは、ここで初披露目された「Z06 サントリーニ エディション」。Z06の改良を記念して設定された特別限定車だ。
新色「ブレードシルバー」のボディカラーとギリシャ・サントリーニ島の海をイメージした鮮やかなブルーのインテリアを組み合わせた特別な1台で、シートベルトやブレーキキャリパーもブルーで統一され、ブラックを基調としたステルスインテリアトリムが精悍なイメージと強調する仕上げとなっている。
このZ06 サントリーニ エディションはクーペ/コンバーチブルそれぞれ10台の計20台の限定で、車両価格はクーペが2900万円、コンバーチブルが3100万円。

シボレー コルベット Z06の改良を記念して設定された限定車「Z06 サントリーニ エディション」。
シボレー コルベットZ06 クーぺ サントリーニ エディション 主要諸元
●全長×全幅×全高:4685×2025×1225mm
●ホイールベース:2725mm
●車両重量:1710kg
●エンジン:V8 DOHC
●総排気量:5454cc
●最高出力:475kW(646ps)/8550rpm
●最大トルク:623Nm(63.6kgm)/6300rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:MR
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●車両価格(税込):2900万円


