中国北部に位置する内モンゴルの氷上コースで「ランボルギーニ・エスペリアンツァ・ネーヴェ」と呼ばれる雪上イベントが行われた。これはランボルギーニを雪上で楽しむドライビングプログラムである。ランボルギーニをドリフトさせまくった大谷達也氏がレポートする。(モーターマガジン2025年2月号より/文:大谷達也)

猛牛たちの超絶パフォーマンス

どう考えても結び着かないこのふたつの相性がいいことを、私はおよそ13年前の体験を通じて学んだ。それは中国内モンゴルのヤクシという氷上コースで行われたランボルギーニのドライビングイベントでのこと。このとき、当時現役だったガヤルドをドライブ。まだスーパースポーツカーの経験が浅かった私も猛牛のテールを大きくスライドさせながら氷上を駆け抜けたことを思い起こす。

その最大の理由はランボギーニが4WDに関して長い経験を有していることにある。ヤクシで私が操ったガヤルドはLP560-4という4WDモデルで、しかもピレリのウィンタータイヤには氷や雪をしっかりと捉えるスパイクが打ち込まれていた(一般的にいって氷雪路であればスパイクタイヤでの走行も合法とされる)。スーパースポーツカーで氷上を走ったことがなかった私が軽々とドリフト走行が楽しめたのも当然といえば当然だった。

それから長い歳月を経て、私は再びヤクシの氷上コースに戻ってきた。今回もランボルギーニのイベントに参加するのが目的だが、13年前に比べると、その内容は驚くほど進化していた。

画像: 現地でのプログラムはおよそ1日半で、走行時間は合計12時間ほどだという。「走行時間が長く、しかも試乗の待ち時間が短いことも、このイベントの魅力です」と大谷氏。

現地でのプログラムはおよそ1日半で、走行時間は合計12時間ほどだという。「走行時間が長く、しかも試乗の待ち時間が短いことも、このイベントの魅力です」と大谷氏。

まず、ガヤルドがウラカンに代替わりしていただけでなく、同じウラカンのなかでも最終進化形のテクニカとステラートが用意されていたのだ。ちなみにテクニカは後輪駆動、ステラートは4WDなので、駆動方式の違いを体験するにはうってつけである。

そのほかにもウルスSやウルスペルフォルマンテが用意されていたが、極めつけはランボルギーニの最新フラッグシップモデルであるレヴエルトの存在。1000psオーバーの3モーター方式4WDハイブリッドマシンがどんなアイスダンスを見せてくれるのか、私は興味津々だった。

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