ホイールをたわませる、という不思議な特性
新型「プレリュード」は標準仕様車との比較ではないので印象に過ぎないが、直進でもコーナーでも不安定な挙動を見せないスムーズな動きが印象的だった。アイテムの効果の比較対象ではないが、実効空力の始まりの車両といえる4代目プレリュード(1991年)、そして5代目プレリュード(1996年)も新旧モデルの乗り換えで、同じようなスムーズさが実感できたような気がして、とても興味深い経験となった。

一般公道を走行するホンダアクセス製品を装着した新型プレリュード。
またおもしろいところでは、「しならせる」という独自の設計思想を取り入れてヴェゼル専用に開発されたホイール「MS-050」の試乗も用意されていた。
一般的にホイールは、余計な動きをできるだけ抑えるために剛性を高める方向で設計が行われている。ところがこのホイールは、タイヤのトレッドを支える部分の剛性をコントロールして、あえてたわませることで高い接地性を狙うという、主流の考えとは逆のアプローチで開発・製造しているのだという。
「ホイールがたわむ」という現象がどんな感触なのか運転するまで想像もつかなかったが、コースに出てハンドルを左右に切り替えしてみると、ボディやハンドルから伝わってくる感触に弾力性が増したような印象を受ける。ハードなセッティングの足まわりから伝わる硬質な感触とはまるで異なるものの、タイヤを路面に押し付けるかのような特性でのドライビングは少し不思議な体験となった。

1、ホンダアクセス製の「MS-050」ホイールを装着したホンダ ヴェゼル。2、ホンダアクセス製パーツが装着された「SUPER‐ONE」(プロトタイプ)。3、ステップワゴンに装着された「バンパーワイドガーニッシュ」。4、渋さとワルさが共存した印象の「ブラックエンブレム」。
展示車両では、この場が初公開となる「SUPER-ONE」のアクセサリー装着車に注目が集まった。
往年の人気車シティ ターボII(通称:ブルドッグ)をオマージュしたワイドなブリスターフェンダーのスタイルを際立たせるグラフィックのデカールや、個性的なフロントのLEDライトなどが装着されていた。
「ステップワゴン・スパーダ」には、ロー&ワイドな印象を狙った新しいアイテム「バンパーワイドガーニッシュ」が装着されていた。展示車両はダークカラーでガーニッシュと馴染む印象だが、ホワイトなど明るい色調のボディカラーの車には、縁がボディ色となり、印象のコントロールがされるという。
また、ほとんどの展示者に装着されていた「ブラックエンブレム」は、渋さとワルさが共存した印象を演出。すでに人気アイテムとなっているようだ。
用意された車両はどれも作り手のこだわりが感じられる濃い内容のものばかりで、その装着の効果がハッキリと実感できたのは収穫だった。一部の製品はまだ開発中だったりと、すぐに入手できないものも一部あったが、もしこういう体感できる機会があれば参加してみてはどうだろうか。



