2025年2月12日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権第2戦ラリー・スウェーデンが開幕する。ラリーは真冬のスウェーデンの森林地帯を舞台に行われ、ステージは完全に雪で覆われたスノーコンディションとなる。2月12日夕刻にスウェーデン北部の街ウーメオーをスタート、2月15日、再びウーメオーに戻りフィニッシュを迎える。

オリバー・ソルベルグの母国イベント参戦で盛り上がり必至

2025年のラリー・スウェーデンは、スノーラリーでは不利とされる先頭スタートながら最終日を首位で迎えたエルフィン・エバンス(トヨタ)と、金曜日からペースを上げて3秒差まで詰め寄ってきた勝田貴元(トヨタ)が、チームメイト同士で優勝争いを展開。

日曜日のオープニングSS16で勝田がベストタイムを出して首位に立つと、リードを奪われ攻めるしかなかったエバンスがSS17で渾身のアタックを見せて再逆転。エバンスは最終ステージでも勝田を0.1秒上回るベストタイムをマークし、スーパーサンデー、パワーステージを含めたフルポイントでシーズン初勝利を決めた。

勝田貴元はもう一歩のところでWRC初優勝を逃したが、トヨタは1-2フィニッシュを達成。3位にはヒョンデのティエリー・ヌーヴィルが入った。

画像: 昨年2025年のラリー・スウェーデンを制したエルフィン・エバンス(トヨタ)。勝負所のラリー終盤、渾身のアタックで勝田貴元(トヨタ)を逆転した。

昨年2025年のラリー・スウェーデンを制したエルフィン・エバンス(トヨタ)。勝負所のラリー終盤、渾身のアタックで勝田貴元(トヨタ)を逆転した。

■2025年 WRC第2戦ラリー・スウェーデン 結果

1位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)2h33m39.2s
2位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+3.8s
3位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20N ラリー1)+11.9s
4位:O.タナック(ヒョンデ i20N ラリー1)+16.8s
5位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+32.8s
6位:M.セスクス(フォード プーマ ラリー1)+2m09.4s
7位:S.パヤリ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+2m27.0s
8位:G.ミュンステール(フォード プーマ ラリー1)+4m08.6s
9位:O.ソルベルグ(トヨタ GRヤリス ラリー2)+8m23.1s
10位:R.コルホネン(トヨタ GRヤリス ラリー2)+9m05.6s

画像: 開幕戦モンテに続いて連勝を狙うトヨタ( GRヤリス ラリー1)は、ソルベルグ、エバンス、勝田貴元が参戦。

開幕戦モンテに続いて連勝を狙うトヨタ( GRヤリス ラリー1)は、ソルベルグ、エバンス、勝田貴元が参戦。

トヨタは今シーズンのラリー・スウェーデンに、2025年優勝を争ったエバンスと勝田に加え、前戦開幕戦ラリー・モンテカルロを制したオリバー・ソルベルグを起用。万全の体制で開幕2連勝を狙う。

とくに、2003年のWRC世界王者ペター・ソルベルグを父に、そしてスウェーデンを代表するドライバーとして活躍したパニラ・ソルベルグを母に持つオリバーにとって、本ラリーは母国イベントということもあり優勝候補として大きな注目を集める。

なお、2025年のドライバーズチャンピオンで、前戦ラリー・モンテカルロで3位に入ったセバスチャン・オジェはこのラリーにエントリーしていない。

画像: ヒョンデ( i20N ラリー1)はヌーヴィルとフルモーに加えて、2024年にこのラリーを制したラッピがワークスエントリー。

ヒョンデ( i20N ラリー1)はヌーヴィルとフルモーに加えて、2024年にこのラリーを制したラッピがワークスエントリー。

トヨタのライバルとなるヒョンデも負けてはいない。エースドライバーのティエリー・ヌーヴェル、レギュラードライバーのアドリアン・フルモーに加え、2024年にこのラリーを制したエサペッカ・ラッピの強力な布陣で対抗する。

さて、今年のラリー・スウェーデンはどんな戦いとなるのか。日本のファンにとってはこのラリーを得意とする勝田貴元にも期待がかかる。

画像: 昨年のこのラリーでわずか3.8秒差の2位となった勝田貴元。今年こそ優勝を狙う。

昨年のこのラリーでわずか3.8秒差の2位となった勝田貴元。今年こそ優勝を狙う。

画像: 前戦開幕戦ラリー・モンテカルロを制したオリバー・ソルベルグ。地元スウェーデンで連勝なるか。

前戦開幕戦ラリー・モンテカルロを制したオリバー・ソルベルグ。地元スウェーデンで連勝なるか。

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