2026年1月22日〜25日(現地時間)、WRC(世界ラリー選手権)開幕戦ラリー・モンテカルロが、モナコの中心市街地モンテカルロをスタート〜ゴール地点として行われ、トヨタのオリバー・ソルベルグが優勝、2位にエルフィン・エバンス、3位にセバスチャン・オジェが入り、トヨタが1-2-3フィニッシュを達成した。デイ2でパワーステアリングトラブルに見舞われて大きく順位を落とした勝田貴元(トヨタ)は、デイ3に9位まで挽回、最終日にさらに順位をふたつ上げて7位でフィニッシュした。

積雪の難コンディションでソルベルグが殊勲のモンテ最年少優勝

画像: 今年のラリー・モンテカルロは雪が多く、ウェットのターマック、スノー、スラッシュと呼ばれるシャーベット状の融雪、そして完全なアイスが混在する、例年以上にチャレンジングなラリーとなった。

今年のラリー・モンテカルロは雪が多く、ウェットのターマック、スノー、スラッシュと呼ばれるシャーベット状の融雪、そして完全なアイスが混在する、例年以上にチャレンジングなラリーとなった。

父ペターも成し得なかった世界最難関イベントでの優勝を、トヨタワークス加入初戦の息子オリバー・ソルベルグがあっさりと成し遂げた。

今年のラリー・モンテカルロはスタート前から悪天候が予想され、フタを開けてみれば、ひとつのステージの中にウエットのターマック、スノー、スラッシュと呼ばれるシャーベット状の融雪、そして完全なアイスが混在する、例年以上にチャレンジングなラリーとなった。

とくにその傾向が強かったのが木曜のナイトステージ、SS2。ここでソルベルグは、不安定なグリップにスタート順の早いドライバーたちが苦戦する中、2番手タイムのエバンスを31.1秒も引き離す圧倒的なベストタイムをマーク。モンテカルロ独特のルールでスタート順が同じまま臨む金曜日には3つのベストタイムをマークして、2番手以降との差を一気に1分以上に広げてしまった。

唯一と言っていい、あわやの場面は土曜日のSS12。ステージ後半で姿勢を乱してGRヤリスをコースオフさせてしまったソルベルグだったが、冷静にコースに復帰してなんとここでもベストタイムをマークしてしまう。

結局、SS2以降は首位を譲らずそのままフィニッシュ。2025年のエストニアでの初優勝に続く自身2勝目、モンテカルロ史上最年少での優勝という快挙を成し遂げた。

最終ステージフィニッシュ後のソルベルグは「まだ何が起きたか信じられない。このクルマでの初めてのターマックラリーだったんだ。本当にタフなラリーだった。僕を信じてくれたトヨタに感謝したい」と感激しきりだった。

画像: WRC2026年開幕戦ラリー・モンテカルロを制したトヨタのオリバー・ソルベルグ(右)とエリオット・エドモンドソン。いきなりチャンピオン争いに名乗り出た。次戦ラリー・スウェーデンは得意のスノーイベントとなるだけにチャンスはさらに広がりそうだ。

WRC2026年開幕戦ラリー・モンテカルロを制したトヨタのオリバー・ソルベルグ(右)とエリオット・エドモンドソン。いきなりチャンピオン争いに名乗り出た。次戦ラリー・スウェーデンは得意のスノーイベントとなるだけにチャンスはさらに広がりそうだ。

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