日本におけるベントレーの女性オーナーは約10%

ベントレーモーターズ ジャパンのブランドダイレクターである遠藤克之輔氏と、ベンテイガ サムシングブルー コレクション。
この「サムシングブルー」のメディアプレビューにおいて、ベントレーモーターズ ジャパンのブランドダイレクターである遠藤克之輔氏によるプレゼンテーションと、氏を囲んだラウンドテーブルが行われたので、この限定車の制作背景や2026年度のビジネス戦略について紹介しておきたい。
「サムシングブルー」を投入した狙いとしては、まず日本では現在ベントレーの女性オーナーは約10%(オーナーがご主人やパートナーの女性ユーザーを含めたら、それ以上になる)だが、より多くの女性オーナーを獲得したいこと。ちなみに、女性オーナーの所有車は、約半分がベンテイガだという。
また、「マリナー」というビスポーク部門の認知度を上げて、自分だけのベントレーを創ることができることもアピールしていきたいという。現在、日本においてマリナーによるビスポークをオーダーするオーナーは10〜20%ほどで、車両価格の3割増しくらいになるものが多いそうだ。
サムシングブルーは、日本限定モデルとしては2024年2月に発売された「ベンテイガ ニンバス コレクションに次ぐ2作目となる。手がけたのはマリナーに属する女性デザイナーだが、女性をターゲットに「可愛らしさ」や「フェミニン」といったコンセプトは日本側から提案し、英国から「サムシングブルー」というアイデアが生まれたという。ちなみに、ベントレーの女性仕様車というのは世界でも初めてだ。
もっとも、女性専用車というわけではないので、実際にオーダーした人には男性もいるそうだ。なお、この限定10台の「サムシングブルー」、まだ購入は可能だという。

世界限定500台の「スーパースポーツ」。日本割り当て分は既に完売だという。
さて、「ビヨンド 100+」と銘打って2035年までに完全電動化を目指す(それまではPHEVを併売)ベントレーだが、日本市場においても2026年はスポーティな方向にシフトして、ニューモデルを投入していく予定だ。650psを発生するベンテイガ スピードを皮切りに、フライングスパーのアップデート版、世界限定500台のスーパースポーツ(日本割り当て分はすでに完売)が2026年内に発売予定だ。
さらに、アイスレースに出場したプロトタイプのベンテイガ X コンセプトは市販化が望まれており、100%EVの「アーバン ラグジュアリー SUV」も日本で発売される予定だ。
ハイエンドブランドながら豊富なバリエーションを展開し、またオーナーの9割は自らハンドルを握る(ショーファーカーではない)というベントレー。日本でも今後は異業種とのコラボレーションなども計画されており、さらなる展開が楽しみだ。



