2026年3月15日(現地時間)、F1世界選手権 第2戦中国GPが上海インターナショナルサーキットで開催され、メルセデスのキミ・アントネッリがF1初優勝。2位にジョージ・ラッセルが入り、メルセデスが2戦連続の1-2フィニッシュを達成した。3位にはフェラーリのルイス・ハミルトンが入った。アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールともにリタイアに終わった。

アントネッリが史上最年少でポールポジションを獲得

まだ19歳とは思えない見事なペースコントロールで、アントネッリがポール・トゥ・フィニッシュ。マックス・フェルスタッペンに次ぐ史上2番目の若さでのF1初勝利を達成した。

スタートで前に出たのは予想どおりフェラーリ。好ダッシュの3番グリッド、ハミルトンが「インサイドをカバーしすぎた」というアントネッリをターン1で交わして首位奪取。4番グリッドのシャルル・ルクレールもフロントロウのラッセルをかわして2番手に浮上する。

しかし2周目、タイヤが暖まったアントネッリは、あっさりとハミルトンをかわして首位へ。そこからは後続のハミルトン、ルクレール、ラッセルが激しく先行争いをするのを尻目にリードを確実に守っていく。

画像: ミディアムタイヤでスタートしたアントネッリは、10周目のセーフティカー中にハードタイヤへ交換。

ミディアムタイヤでスタートしたアントネッリは、10周目のセーフティカー中にハードタイヤへ交換。

冷静沈着なレース運びでアントネッリが感涙の初勝利

レースは10周目にストロールがコース上でストップしたことによりセーフティカーが出動。上位4台はこの機会にミディアムからハードタイヤへのタイヤ交換を行った。

セーフティカーが退去した14周目の再スタート、アントネッリは無難なダッシュで首位を守ったが、この時点で2番手まで上がっていたラッセルはハードタイヤの暖まりが悪く、16周目までにフェラーリ2台にかわされてしまう。第1スティント以上の激しい争いをかいくぐって、ラッセルがようやく2番手に戻ったのは29周目。すでに首位アントネッリは7秒前方を独走していた。

終盤の54周目にはターン1でタイヤをロックされるミスがあったものの、結局最後までアントネッリはラッセルとの差を保って初優勝のチェッカーへ。直後のインタビューでは「言葉が出ないよ。この夢を叶えるために手助けしてくれたチームに感謝したい」と歓喜の涙を流した。

なお、前日土曜日に行われたシーズン最初のスプリントレースは、メルセデスのラッセルが制した。19周の短いレースであるものの、ラッセルにとって簡単な勝利ではなく、序盤はフェラーリのハミルトンに先行を許したが、最終的にはフェラーリ勢のペースを上回った。

画像: 19歳6カ月17日という史上最年少ポールポジション記録をマークしたアントネッリは、スタートでハミルトンに先行されたが冷静にポジションを奪い返し、後続との差を拡大。危なげなく逃げ切った。

19歳6カ月17日という史上最年少ポールポジション記録をマークしたアントネッリは、スタートでハミルトンに先行されたが冷静にポジションを奪い返し、後続との差を拡大。危なげなく逃げ切った。

画像: 中国GPのタイヤ戦略。上位7台はいずれもミディアムからハードへつなぐワンストップ戦略を選択したが、アルピーヌ、ハース、レーシングブルズは2つの戦略を使い分けることでチャンスを生み出した。

中国GPのタイヤ戦略。上位7台はいずれもミディアムからハードへつなぐワンストップ戦略を選択したが、アルピーヌ、ハース、レーシングブルズは2つの戦略を使い分けることでチャンスを生み出した。

次戦第3戦日本GPは、3月27日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕、決勝レースは3月29日に行われる。日本GPは通常のレースフォーマットで開催される。

2026年F1第2戦中国GP決勝 リザルト

2026年F1第2戦中国GP決勝 結果

1位 12 K.アントネッリ(メルセデス)56周[25]
2位 63 G.ラッセル(メルセデス)+5.515s[18]
3位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+25.267s[15]
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+28.894[12]
5位 87 O.ベアマン(ハース・フェラーリ)+57.268s[10]
6位 10 P.ガスリー(アルピーヌ・メルセデス)+59.647s[8]
7位 30 L.ローソン(レーシングブルズ・RBPTフォード)+80.588s[6]
8位 6 I.ハジャー(レッドブル・RBPTフォード)+87.247s[4]
9位 55 C.サインツ(ウイリアムズ・メルセデス)+1周[2]
10位 43 F.コラピント(アルピーヌ・メルセデス)+1周[1]
────────────
リタイア 14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)+21.5998s
リタイア 18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)+21.971s
※[ ]内は獲得ポイント

2026年F1第2戦中国GPスプリント 結果  

1位 63 G.ラッセル(メルセデス)19周[8]
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+0.674s[7]
3位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+2.554s[6]
4位 1 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+4.433s[5]
5位12 K.アントネッリ(メルセデス)+5.688s[4]
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+6.809s[3]
7位 30 L.ローソン(レーシングブルズ・RBPTフォード)+10.900s[2]
8位 87 O.ベアマン(ハース・フェラーリ)+11.271s[1]
────────────
18位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)+21.5998s
19位 18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)+21.971s
※[ ]内は獲得ポイント

2026年F1ドライバーズランキング(第2戦終了時)

1位 63 G.ラッセル(メルセデス)51
2位 12 K.アントネッリ(メルセデス)47
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)34
4位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)33
5位 87 O.ベアマン(ハース)17
6位 1 L.ノリス(マクラーレン)15
7位 10 P.ガスリー(アルピーヌ)9
8位 3 M.フェルスタッペン(レッドブル)8
8位 30 L.ローソン(レーシングブルズ)8
────────────
14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)0
18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)0

2026年F1コンストラクターズランキング(第2戦終了時)

1位 メルセデス 98
2位 フェラーリ 67
3位 マクラーレン 18
4位 ハース 17
5位 レッドブル 12
5位 レーシングブルズ 12

This article is a sponsored article by
''.