レンジローバースポーツSVRを超えるパワー&トルク、専用の軽量化アイテムなどを引っ提げて2023年に登場した「レンジローバースポーツSV」の第2弾モデルが登場した。今回は「エディション ツー」と名付けられた最新モデルをサーキットで試した。(Motor Magazine 2025年6月号より。文:大谷達也/写真:佐藤正巳)

恐るべき運動能力の高さ、間違いなく類稀なSUV

実はレンジローバー スポーツSVはそのエディション ワンが全世界2500台で限定販売され、日本にも少数が輸入されたが、2000万円を超す高価格にもかかわらず、アッという間に完売してしまった。そこで今回、満を持してエディション ツーを発売。前回、入手できなかったファンの期待に応えようとしているのだ。

富士スピードウェイのショートコースで行われた試乗会での印象は、私が参加したエディション ワンの国際試乗会のときと変わらず、2.6トン近い車両重量が信じられないくらい正確で安心感の強いハンドリングに仕上がっていた。おかげで、ベースモデルのD300から乗り換えると、タイトなショートコースの道幅が一気に広がったように感じられたくらいだ。

画像: 今回はサーキットの試乗のみだったが、オフロード性能もしっかり担保されている。

今回はサーキットの試乗のみだったが、オフロード性能もしっかり担保されている。

しかも、1コーナーに向けてブレーキを残しながらターンインすれば、四輪がバランスよくスライドしながらコーナー出口を目指してノーズの向きを変えていくという芸当もできる。また、タイトな上りコーナーでアクセルペダルを強く踏み込めば、駆動力配分がリア寄りになってオーバーステア傾向に変化する様子も感じ取れるはず。

残念なのは、スタビリティコントロールをオフにしていても一定以上のテールスライドをするとシステムが介入し始めることだが、そんなことを残念に思えるSUVは滅多にないといっていい。

それでいながら、エディション ワン同様、快適な乗り心地や洗練されたデザイン性は一切、損なわれていない。このため車両価格も2474万円と強烈だが、前回同様、きっとアッという間に売り切れてしまうことだろう。

レンジローバースポーツ SV エディション ツー 主要諸元

●全長×全幅×全高:4970×2025×1835mm
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2590kg
●エンジン:V8 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:4394cc
●最高出力:467kW(635ps)/6000-7000rpm
●最大トルク:750Nm/1800-5855rpm
●モーター最高出力:14kW(19ps)/800-2000rpm
●モーター最大トルク:200Nm/250rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・90L
●WLTPモード燃費:8.0-8.5km/L
●タイヤサイズ:前275/40R23、後305/35R23

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