顧客価値を創造できる人財育成を強化・加速
ブリヂストンでは、今回設立した研修専用施設「Bソリューション ラーニングセンター(以下、B-SLC)により、必要な研修を必要なタイミングで、より現場に近い実践的な形式で行うことが可能となり、ユーザーの安心・安全を足元から支えつつ、顧客価値を創造できる人財育成を強化・加速させることができるとしている。

乗用車を中心とした消費財ピット。手前のピットではタイヤの接地状態などのチェックもできる。
B-SLCの施設はブリヂストンの技術センターなどがある東京都小平市に新設され、敷地面積は2755.7坪、延床面積は693坪とかなり広い。
建屋内には生産財ピット(トラック・バス用2レーン)、消費財ピット(乗用車用2レーン)、タイヤ交換先進機材、BEVに対応するリフトなど最新の設備が並ぶ。ここで、ブリヂストンの定める作業標準や、大型車車輪脱落事故防止対策、そして先進的な軽労化機材などのスキルを習得できる。
また、ブリヂストンの乗用車用タイヤチェーン店「タイヤ館」の小売店舗を再現したセールスルームも備え、来店から商談・お見送りまでの一連の接客・接遇スキルを店舗設備で学ぶことで、実際の店舗でのリアルな接客をシミュレーションできる。

「タイヤ館」の小売店舗を再現したセールスルームで、来店から商談・お見送りまでの一連の接客・接遇スキルを学べる。
屋外には、高速道路にある路肩の走行車線を再現した高速道路出張サービス研修路も備え、危険の多い高速道路上での安全・適切な作業を習得できる。また、2026年内には車両通過時にタイヤ残溝やアライメントを自動計測する、通過型タイヤ残溝計測システムも設置される予定だ。
ブリヂストンは、創立100周年となる2031年までに世界ナンバーワンの座を奪回することを目指している。そのためには「質をともなった成長」が必要であり、その基盤は「人づくり」であるという。ユーザーひとりひとりのニーズに合ったタイヤを提案し、高品質な接客とサービスを提供することで、ユーザーからの信頼や支持を獲得していく。
このB-SLCをユーザーが直接利用することはないだろうが、ブリヂストンは大原則である「タイヤは生命を乗せている」のもと、このB-SLCを拠点に、価値の創造と価値の伝達ができる人材を育成し、ユーザーから厚い信頼を得て、今後も安心・安全・快適なモビリティライフを支えていくことを目指している。

高速道路を模した路肩の走行車線を再現した高速道路出張サービス研修路。
Bソリューション ラーニングセンターの概要
・名称:Bソリューション ラーニングセンター(B-Solution Learning Center、略称 B-SLC)
・所在地:東京都小平市小川東町3-1-1
・延床面積:2291平方メートル
・構造:鉄骨造り、地上1階
・主な施設:研修室3室、実習ピット2カ所(乗用車用2レーン、トラック・バス用2レーン)、タイヤ交換先進機材、EV対応リフトなど




