SUBARUでは、新車購入のお客様だけでなく、既存のユーザーのカーライフをより良いものにしてもらいたいという想いから、すでに購入して乗られている車両を対象とした「SUBARUアップグレードサービス」を展開している。(写真:岡田孝雄)

シャープなハンドリングと静粛性の高さを実感

さて今回、パッケージの施工が行われた車両と未施工の車両での比較試乗が用意されていたので、そのインプレッションもお伝えしたい。車種はどちらもVN系のレヴォーグ STI Sport EX(1.8L)で、施工車の方はやや走行距離が多くなっており、アップグレードサービスのコンセプトに則ったものとなっていた。

まずは未施工車両(白)の方を試乗。高速道路をメインに一般道も少し走るルートを選択。高速道路では巡航時の直進やレーンチェンジでハンドリングの感触や応答性を確認するとともに、風切り音やロードノイズにも意識を向けた。一般道ではストップアンドゴーするときの車体の挙動や、荒れた路面からのロードノイズ、そしてオーディオの聞こえ方にも注目して走行を行った。

画像: 未施工の車両でも充分にスポーティな走りを愉しめる。

未施工の車両でも充分にスポーティな走りを愉しめる。

車両を施工車(赤)に乗り換えると、走行距離に応じた各部のヤレ感こそあるものの、走り出すとすぐにハンドリングがシャープになった印象が浮かぶ。低い速度なので荷重変化は少ないが、フロントまわり全体が締まった感触だ。

高速道路で速度を上げてもその印象は変わらない。ハンドルをニュートラルの状態からわずかに左右に切って応答性を見てみると、未施工車では入力の直後にグッと溜めが入る感触を挟んでから舵が効く感触だったのに対して、施工車では溜めをほとんど感じさせず舵が効いてくれるので心地良い。おそらく、走る姿を外から見てもふらつきが減っていると感じるだろう。

その効果はコーナー進入時の応答性の良さにも寄与しており、舵がスッと決まるため狙ったラインに頭を向けられる。コーナーを抜けてハンドルをニュートラル位置に戻す動きも同様に反応が良いので、立ち上がりでの車体のロールやヨーの収束もスムーズだ。

画像: 制振材と吸音材により、オーディオの明瞭度が上がったように感じられる。

制振材と吸音材により、オーディオの明瞭度が上がったように感じられる。

その一方で、後席快適性を確認するため後部座席に座ってもらったカメラマンが、しきりに「会話が聞き取りやすい」と感心している。車内では両者とも前を向いて会話しているので、必然的にパッセンジャーは会話を聞き取りにくくなるが、未施工車より明らかに会話しやすかったという。

一般道に入ると、減速を促すゼブラのペイントでの断続的なショックや、荒れた路面からのノイズが感じられるゾーンを通過したが、これも施工車はマイルドになったようだ。音楽をあえて小音量で流してオーディオの聞こえ方を試してみると、施工車は環境音の存在が薄れたせいか、ボーカルや楽器の明瞭度が上がったように感じられた。

また、この日は天候が不安定で、途中で雨がザアーっと降るシーンもあった。同じ条件ではないものの、ルーフを叩く雨滴の音は施工車の方が少ないと感じた。

画像: 施工車のルーフを爪先で軽く叩くと、未施工車より明らかに反響が少ない。

施工車のルーフを爪先で軽く叩くと、未施工車より明らかに反響が少ない。

今回は、試乗車がVN系のみということでウルトラスエードパッケージは体感できなかったが、サンプルのステアリングホイールを握らせてもらったときの感想としては、握り込んだ際のしっとり感とさらさら感が印象的で、手を滑らせたときの絶妙なグリップ感も好ましい。

今回追加された新たな3種のアップグレードサービスは、2026年4月17日に提供予定となっている。すでにウエブサイトでは2月13日より先行予約が行われており、3月31日時点で1500件を上回る申し込みがあったという。SUBARUでは「実際に触れてみて購入を決めたい」というユーザーのために、主要ディーラーへのサンプル品や試乗車の導入を進めているとのこと。

This article is a sponsored article by
''.