トヨタが2026年5月28日、先行してタイでフルモデルチェンジしていた新型「ハイラックス」を国内で発売した。1968年の初代誕生以来、世界中で愛されてきた本格ピックアップトラックが、力強さと先進性を融合させた新たな姿へと進化。タフな走りや荷台の利便性はそのままに、最新の安全装備やコネクティッド機能を網羅している。

無骨な外観を裏切る先進のデジタル空間と最新の安全性

泥臭い荒野が似合うエクステリアとは打って変わり、インテリアは最新鋭のデジタル空間が広がっている。

悪路走行時にも車両の姿勢変化を掴みやすい水平基調のインストルメントパネルを採用し、その中央には視線移動を最小限に抑える独立配置の12.3インチ大型センターディスプレイが鎮座する。

各種スイッチ類はコンソール下部に集約され、ナビやエアコン操作との区分を明確にすることで高い操作性を実現した。

画像: 悪路でも車両姿勢が掴みやすい水平基調のインパネを採用。車内には最新鋭のデジタル空間が広がる。

悪路でも車両姿勢が掴みやすい水平基調のインパネを採用。車内には最新鋭のデジタル空間が広がる。

さらに、安全装備の進化も目覚ましい。最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能が拡充され、プロアクティブドライビングアシストの搭載や、交差点右折時の対向直進車および、右左折時の横断歩行者を検知する機能が追加された。

電動パーキングブレーキの恩恵により、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールには渋滞時に嬉しい停止保持機能も備わっている。

くわえて、車載通信機であるDCMを通じたソフトウェアアップデートにも対応し、最新の地図情報が使えるコネクティッドナビや、エアバッグ作動時に自動接続される緊急時のヘルプネットといった機能が、タフなクルマのなかに極めて現代的な安心と快適性をもたらしている。

画像: 道具としての力強さと、乗員に安心感をもたらす室内空間を両立。5人がゆったりとくつろげる快適な空間だ。

道具としての力強さと、乗員に安心感をもたらす室内空間を両立。5人がゆったりとくつろげる快適な空間だ。

遊びの可能性に広げる大容量デッキでワクワク感は無限大!

ピックアップトラック最大の魅力であるキャビンから独立したデッキスペースも、使い勝手が徹底的に磨き上げられた。

最大500kgというゆとりある積載量とフラットな床面はそのままに、テールゲート開口時の地上高を845mmに設定。さらに左右のリヤクォーターパネルにデッキステップを新設したことで、足をかければ荷台の奥まで手が届きやすくなり、重いアウトドアギアなどの積み下ろしが格段にスムーズになった。

また、デッキの利便性を高めるベッドライナーやテールゲートリフトアシストなど、家族や仲間とアクティビティを楽しむための販売店装着オプションも豊富に用意されている。

画像: 最大500kgの積載量とフラットな床面を備えた大容量デッキ。テールゲート開口時の地上高は845mmに設定。

最大500kgの積載量とフラットな床面を備えた大容量デッキ。テールゲート開口時の地上高は845mmに設定。

車両価格は「Z」が498万0800円、「Z Adventure」が550万円と、これだけの充実した装備と類まれなる走破性能を考えれば非常に魅力的だといえる。

休日の行き先を思い描きながら大量の荷物を積み込めるこのクルマは、単なる移動手段を超えたアクティブギアとしての無限の可能性を秘めている。世界中の過酷な道を走り続けてきた誇り高き血統は、この新たな「ハイラックス」によって、日本の自動車ファンにさらなる非日常のロマンとワクワクを提供してくれるに違いない。

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