D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラスを長く勝ち続けているチャンピオンが川井麻央(かわいまなか)選手である。その圧倒的な強さはまさしく女王と呼ばれるに相応しい。そんな女王の強さを支え続けているのが高圧洗浄機や発電機といったHondaパワープロダクツなのである。(連載21回 もうひとつのHONDAパワー /Motor Magazine2026年6月号より)

コースによって異なる泥、土、埃を素早く落とすことが勝敗を左右する

千葉 モトクロスを始めたきっかけは、どのようなものですか。

川井麻央さん(以下、川井)T.E.スポーツがやっているキッズスクールの横を通った時に「やりたい」って言ったらしいんです。チームは家からクルマで約30分の場所にありますが、幼稚園が終わったらお母さんにクルマで迎えに来てもらい、そのままチームに行き1時間バイクに乗って帰るのが日課でした。

画像: 決勝は、スタートダッシュを決め、後続にこれだけの差を付けて1コーナーに進入。その後もこの差は広がるばかりだった。

決勝は、スタートダッシュを決め、後続にこれだけの差を付けて1コーナーに進入。その後もこの差は広がるばかりだった。

千葉 幼稚園ですか?

川井 はい、4歳です。自転車に乗れないとバイクにも乗れないと言われたので、家に帰ってから自転車に乗る猛特訓をして、その後、スクールに入りました。足を出して曲がったり、ジャンプや山を越えるなど基礎的な練習でした。

スクールは1時間で終わりですけど、いつもまだ乗りたいって泣きわめいていたらしくて、それほど好きだったようです。そしてスクールを卒業して、小学生の時にはレースに参戦していました。

千葉 今の目標はなんですか?

川井 全日本モトクロスのレディースチャンピオンは、小学生からの夢で、2020年に初めてチャンピオンになりました。

画像: 4歳からモトクロスの魅力にはまった川井麻央選手。小学6年生から全日本モトクロス選手権に参戦、中学2年生で初優勝している。この14歳での全日本選手権優勝は、現在も全日本レディースモトクロスの最年少優勝記録である。

4歳からモトクロスの魅力にはまった川井麻央選手。小学6年生から全日本モトクロス選手権に参戦、中学2年生で初優勝している。この14歳での全日本選手権優勝は、現在も全日本レディースモトクロスの最年少優勝記録である。

千葉 2025年もチャンピオンですね。

川井 夢は達成していますが続けているのは、まだできるのにやめるのが嫌だからです。やれるところまでやりきろうと思っています。頂点に立ち続けるのは簡単ではありませんが、やるからにはチャンピオンを獲ることを一番においてます。今年は全戦優勝のシリーズチャンピオンを狙います。

画像: 電源のない場所で開催されるモトクロス競技では、バイクのメンテナンスやテント内のホスピタリティに発電機が活躍する。

電源のない場所で開催されるモトクロス競技では、バイクのメンテナンスやテント内のホスピタリティに発電機が活躍する。

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