Webモーターマガジン夏休みの特別企画は、2026年1月1日〜8月5日に掲載した「写真蔵」から、人気の高かったモデル トップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第5位は、ステランティス グループがプロデュースする「ジープ(Jeep)」ブランドの最小SUV、アベンジャーに2026年3月に追加設定された4WDハイブリッドモデル「4xe ハイブリッド」だ。(2026年4月12日公開。記事の内容は公開時のものを一部修正)。

高度な燃費性能とパワー、そして悪路走破性もかなえる

ジープのラインナップでは、レネゲードよりさらにコンパクトなSUVとなる「アベンジャー」。2024年9月に日本仕様としてバッテリーEVの「アルティテュード」が発売されたが、こちらはFWDだった。今回追加設定されたのは、エンジンとモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド車で、4WDの「4xe ハイブリッド」だ。

エクステリアでは、専用のフロントバンパーや、キズが目立ちにくいモールドインカラー素材を採用したフロントフェイシア下部、アルティテュードより高く外側に配置したフォグランプ、ルーフレールや牽引フック、そしてオールシーズンタイヤを標準装備するなど、アウトドアでの信頼性と使い勝手を高めている。

インテリアでは、シート素材に雨天時やアウトドア後の泥はね、水濡れもすぐに拭き取れる、実用性と耐久性に優れた撥水加工ファブリックを採用。視認性の高いフルカラーの10.25インチ マルチビューディスプレイと10.25インチのタッチパネルモニターも装備している。

パワートレーンは、1.2Lの直3ターボエンジンにふたつのモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムをフロントに搭載。このシステムそのものは同じステランティス グループのプジョー 3008アルファロメオ ジュニアなどと共通するものの、リアアクスルに後輪駆動用のモーターを組み合わせた電気式4WDシステムを搭載して他モデルとの差別化を図っている。走行特性や駆動力配分を最適化する4つの走行モードシステム「セレクテレイン」も装備している。

輸入車のコンパクトSUVにもハイブリッドモデルが増えているが、多くは2WD(FWDもしくはRWD)で4WDモデルは貴重な存在。ジープ車にふさわしいパフォーマンスを悪路でも発揮し、経済性も高いアベンジャー 4xe ハイブリッドは、ライバルたちにインパクトを与えそうだ。

ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド アップランド 主要諸元

●全長×全幅×全高:4120×1775×1600mm
●ホイールベース:2560mm
●車両重量:1480kg
●エンジン:直3 DOHCターボ+2モーター
●総排気量:1199cc
●最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
●最大トルク:230Nm(23.5kgm)/1750rpm
●モーター最高出力:前15.6kW(21ps)/4264rpm、後21.0kW(29ps)/3000rpm
●モーター最大トルク:前51Nm(5.2kgm)/750-2499rpm、後89Nm(9.1kgm)/500-2000rpm
●システム合計最高出力:145ps
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・45L
●WLTCモード燃費:19.0km/L
●タイヤサイズ:215/60R17
●車両価格(税込):499万円

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