▶▶▶写真はこちら|新たに加わったZ、そしてスポーティグレードのRS(画像18枚)
シリーズ全体のスポーティイメージを高める
ホンダのコンパクトハッチバック「フィット」は、実用的で室内が広く、運転しやすいといったイメージはあるものの、スポーティなイメージは弱かった。そこで今回のマイナーチェンジでは「スポーティ&コンフォート」をコンセプトとし、新たな中核グレード「Z」をスポーティグレードの「RS」に似たイメージとして、シリーズ全体のスポーティイメージを高めた。
まずエクステリアでは前後バンパーとフロントグリルをRSと同じデザインに。シャークフィンアンテナはボディ同色に、フルホイールキャップはシャークグレーに変更し、全体的にスポーティなイメージを高めた。インテリアは、本革巻き3本スポークステアリングの採用や、ドリンクホルダーやセレクトレバーエスカッションなどをブラック基調でまとめて、エクステリア同様スポーティなイメージとした。また、運転席&助手席シートヒーターやUV+IRカット フロントドアガラス、IRカット フロントガラスを標準装備するなど、快適性も高めている。
「Z」を設定したことで、「RS」も装備の充実が図られた。エクステリアでは、フロントグリルやリアライセンスガーニッシュをピアノブラックに変更し、アルミホイールはブラック+切削ブラッククリアに変更するなど、ピアノブラックを基調としてスポーティさを向上させた。インテリアも従来型のグレー基調からブラック基調に変更され、アクセントステッチはイエローからレッドに変更された。
このほか、ベーシックグレードは「X」となり、クロスオーバーテイストの「クロスター」も装備を充実。全グレードともパワートレーンのスペックなどに変更はないが、RSとクロスターはハイブリッド(e:HEV)のみとなった。
コンパクト ハッチバックはフィットだけでなく多くのモデルが軽スーパーハイトワゴンやコンパクトSUV、コンパクトミニバンなどの人気で苦戦を強いられている。スポーティなイメージに装備を充実させたフィットの健闘に期待したい。
ホンダ フィット e:HEV Z 主要諸元
●全長×全幅×全高:4080×1695×1540mm
●ホイールベース:2530mm
●車両重量:1200kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:1496cc
●最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
●最大トルク:127Nm(13.0kgm)/4500-5000rpm
●モーター最高出力:90kW(123ps)/3500-8000rpm
●モーター最大トルク:253Nm(25.8kgm)/0-3000rpm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:28.4km/L
●タイヤサイズ:185/60R15
●車両価格(税込):249万9200円




