文:スマートモビリティJP編集部
▶▶▶写真はこちら|トヨタ「シエナ」「e-Palette」をベースに改造した自動運転車両(画像2枚)
さまざまな交通環境で、自動運転技術の実証と運用課題の検証を行う
近年、全国的な運転士不足などの課題に伴い、地域の移動サービス維持が大きな課題となっている。NTTグループはこれまで、地域の交通課題解決に向けて、全国に広がるNTTグループの運用体制を活かし多くの自動運転関連実証に参画。またMay Mobility社やNavya社への出資等を通じた自動運転車両の提供や、IOWN構想をはじめとする通信技術の高度化等により、自動運転の安全性・信頼性向上・普及促進に取り組んできた。
そして2025年12月には、NTTグループ全体の全国カバレッジ・技術・知見を収斂し、自動運転の車両調達、導入から運用までを一体的に支援することで、自動運転の社会実装を加速していくための会社「NTTモビリティ」も設立し、事業を本格的に開始している。
今回の実証では、国土交通省の補助事業「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に採択されたことを受け、市街地、山村、郊外といった異なる交通環境において、自動運転レベル2での実証を行い、自動運転技術の有効性や運用上の課題を検証する。
具体的には、May Mobilityの自動運転システムを、トヨタの米国製ミニバン「シエナ」とEVバス「e-Palette」に搭載し、シエナは市街地および山村、e-Paletteは郊外ルートを走行させて、多様な交通環境下における自動運転サービスの運用性や安全性を実証する。

トヨタの米国製ミニバン「シエナ」(左)とEVバス「e-Palette」。
また、自動運転レベル4を見据えた導入・運行・運用ノウハウの蓄積を進め、豊田市での社会実装にむけて、自動運転サービスの導入・運用モデルの高度化に取り組む方針だ。
ちなみに、市街地・山村・郊外ルートともに無料で利用可能で、市街地ルートについては9月7日より、MONETアプリで乗車予約を開始する。山村・郊外ルートについては、利用方法の詳細が決まり次第専用サイトにて案内予定だという。
実証の概要
<市街地ルート>
実証期間:2026年9月14日(月)~2027年2月26日(金)
実証場所:豊田市駅(若宮町)~豊田スタジアム東(広川町)
自動走行車両:トヨタのミニバン「シエナ」をベースに改造した車両
利用料金:無料
乗車定員(乗務員除く):4名
利用方法:MONETアプリにて乗車時刻の5分前まで予約することが可能
<山村ルート>※利用方法については、詳細が決まり次第専用サイトにて案内予定
実証期間:2026年11月上旬~2027年2月26日(金)
実証場所:道慈小学校(千洗町)~小原中部小学校(遊屋町)~本城小学校(市場町)
自動走行車両:トヨタのミニバン「シエナ」をベースに改造した車両
利用料金:無料
乗車定員(乗務員除く):4名
<郊外>※利用方法については、詳細が決まり次第専用サイトにて案内予定
実証期間:2027年2月上旬~2月下旬
実証場所:名鉄三河線土橋駅(土橋町)~愛知環状鉄道三河豊田駅(山之手)
自動走行車両:トヨタのEVバス「e-Palette」をベースに改造した車両
利用料金:無料
乗車定員(乗務員除く):7名(着座:7名)
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