雨の日の送迎や買い出しで軽自動車の維持費に悩む人に朗報だ。普通免許で乗れる電動三輪「EVジェネシス スリールオータ」は、車検や車庫証明が不要。しかもソーラーパネル完備で最大40km分を自家発電できる。ドア付きとドアなしが選べ、後者なら3人乗りも可能だ。

文: 石川順一
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軽自動車の維持費に悩みつつ雨の日の買い出しや送迎に追われる毎日

毎年の自動車税や2年ごとの車検費用、高騰を続けるガソリン代。家族の送り迎えやスーパーへの買い出しに軽自動車を使っているものの、維持費の重さに溜息が出る場面は少なくない。かといって、雨風を遮れない原付バイクや電動アシスト自転車では、激しい雨の日に子どもや高齢の家族を乗せることはできず、濡れた大荷物を運ぶのも苦痛だ。

「維持費があまりかからず、雨の日でも安心して家族と一緒に乗れるコンパクトな乗り物があればいいのに」。そんな日常の切実な悩みを解決する移動手段となりうる一台が、電動三輪モビリティ「EVジェネシス スリールオータ(3RUOTA)」だ。

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ルーフのソーラーパネルで最大40km分を発電できるクリーンな走り

最大の特長は、屋根部分に厚さ約5mmのフレキシブルソーラーパネルを装備する点。発電効率23%を誇るパネルにより、太陽光発電だけでおよそ30〜40kmの走行に必要な電力を自給自足する。日照条件が1日5時間ほどあれば、5〜7日間でバッテリーをフル充電できる設計だ。

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もちろんコンセントからの充電にも対応しており、家庭用100V電源につなげば6〜8時間で満充電となる。バッテリーは航続距離50kmの「タイプS」と180kmの「タイプL」から用途に合わせて選択可能だ。発火や爆発を起こしにくいリン酸鉄リチウムイオンやナトリウムイオンを採用しており、10年間のメーカー保証が付帯する点も日常使いの大きな安心につながるといえよう。

ドアの有無で3人乗りと1人乗りを選べるスリムな車体設計

加えて、ドアの有無によって車両の登録区分が選べるという点も面白い。左右ドアなし仕様の場合は「側車付き軽二輪」登録となり、後席に2名乗せて計3名での移動をこなせる。日々の送り迎えだって可能だ。ちなみに二輪と区分につくからといって、ヘルメットの着用義務はない。

寒冷地の冷気を遮る左右ドアあり仕様にすると「ミニカー」登録となり、1人乗り専用となるものの雨風を完全に防ぐ全天候型の車両となる。いずれの登録の場合も、車庫証明や車検の手続きはないし、AT普通自動車免許以上の資格さえあれば、運転可能。用途に応じて選べばOKだ。

画像: ドア付きモデルなら横から入る雨の心配もない

ドア付きモデルなら横から入る雨の心配もない

運転方法は、バイクとクルマの相の子といったところ。コックピットにはバーハンドルが備えられており、そこに付いているレバーを操作してブレーキを調整する。逆にアクセルは、足元のペダルによる操作。少し独特だが、アクセルペダルで進む自転車だと思えば、操作の習熟にはそこまで時間はかからないだろう。

画像1: ドアの有無で3人乗りと1人乗りを選べるスリムな車体設計

車体寸法がスリムな点も魅力。全長2,270mm×全幅1,190mm×全高1,570mmと、軽自動車の規格幅上限(1,480mm)と比べておよそ29cm小さく、軽自動車では少し怖さを感じがちな、狭すぎる路地や住宅街でのすれ違いも無理なく行えるのだ。

画像2: ドアの有無で3人乗りと1人乗りを選べるスリムな車体設計

世界基準の欧州WVTA認証とスマホ600台分を充電できる防災性能

街乗りでの安全性にも妥協はない。スリールオータは三輪ソーラーEVとして世界で初めて、EU全域の厳格な型式認証制度である「WVTA(欧州車両型式認証)」を取得した。乗員保護やブレーキ性能、耐久性などの厳しいテストをクリアし、世界水準の車体強度が客観的に証明されている。

さらに車内インバーターを載せることで、車体を「移動する蓄電所」として活用できる点も魅力。Lサイズバッテリー搭載時には、スマートフォン約600台分をフル充電できる電力を供給可能。台風や地震による停電時にも、家電製品や照明へ電気を配れる頼もしい防災拠点となってくれるのだ。

画像: 世界基準の欧州WVTA認証とスマホ600台分を充電できる防災性能

価格は軽自動車とあまり変わらないが、維持費は安い

標準モデルの本体価格は税込1,078,000円。さらに2026年には、装備を充実させ欧州認証取得を記念した限定30台のアニバーサリーモデルが登場。モニター価格で税込1,265,000円に設定されている。

画像: アニバーサリーモデル4種はカラフル

アニバーサリーモデル4種はカラフル

ガソリン軽自動車の新車価格とほぼ変わらないが、2年ごとに数万円単位でかかる車検費用や車庫証明の費用が一切かからない。年間の軽自動車税もドアなしで3,600円、またはドアありで3,700円に収まる。ガソリン代や維持費の負担から解放されることで浮いたお金は、家族での外食や趣味を楽しむゆとりに変えることだってできるだろう。

維持費の重さに縛られず、天候を気にせず出かけられる明日へ

軽自動車の維持費に頭を痛める生活も、雨の日の送迎や買い出しで悩む日常も、もう繰り返さなくていい。車検不要で手軽に維持でき、太陽光の力で軽快に走る「EVジェネシス スリールオータ」があれば、毎日の移動はぐっと自由でスマートになる。

公式ページではカスタム相談や注文受付が用意されており、地域の走行環境に合わせた1台を作り上げることが可能だ。固定費を賢く減らしながら、安心で快適な移動空間を手に入れてみてはいかがだろうか。

EVジェネシス スリールオータ 主要諸元

・車両区分(ドアなし):側車付き軽二輪登録 /車両区分(ドアあり):ミニカー登録
・乗車定員(ドアなし):3名/乗車定員(ドアあり):1名
・免許要件:普通自動車免許(二輪免許不要)
・全長×全幅×全高:2,270 ×1,190×1,570 mm
・車両重量:206 kg
・最高速度:50 km/h
・航続距離(タイプS):50 km /航続距離(タイプL):180 km
・航続距離(ソーラー自家発電のみ):約30〜40 km
・バッテリー種類:リン酸鉄リチウムイオン / ナトリウムイオン(10年保証付帯)
・充電時間:6〜8時間(家庭用AC100V電源)
・定格出力:1,500W / 2,000W(選択可能)
・主要装備:ルーフソーラーパネル /車内インバーター(電配機能)/前後油圧式サスペンション
/多機能デジタルメーター/バック機構(Rモード)
・税込本体価格(スタンダード):1,078,000円(税抜98万円)
・税込本体価格(アニバーサリー限定30台):1,265,000円(モニター価格 税抜115万円)
・年間軽自動車税(ドアなし):3,600円 /年間軽自動車税(ドアあり):3,700円

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