2026年10月6日、スズキは同社初の軽乗用BEV(バッテリー電気自動車)となる「eスカイ(e SKY)」を同年11月16日より発売すると発表した。

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ライバルは、日産 サクラやホンダ N-ONE e:

BYDから海外自動車メーカー初の軽規格専用車「ラッコ(RACCO)」が発売されて活性化した感のある軽BEV市場だが、あちらはスーパーハイトワゴン。今回スズキが発表したeスカイは「Easy to Switch」を商品コンセプトに、ユーザーの日常に寄り添う軽乗用BEVとして開発された。それゆえ、全長と全幅は軽自動車の規格いっぱいのサイズだが、全高は1625mmにおさえられ、ドアは前後ともヒンジ式のスイングドアを採用した、軽自動車のジャンルではハイトワゴンに近い。直接のライバルは、日産 サクラ(および三菱 eKクロスEV)とホンダ N-ONE e:になるだろう。

そのエクステリアデザインは、軽自動車ならではの親しみやすさとBEVらしい先進性を両立したもの。1955年に登場したスズキ初の軽自動車「スズライト」のヘリテージ要素を採用し、フロントから後方へ軽快に抜けるショルダーラインなどを現代的に表現して、スズキらしい親しみやすさと個性を継承している。前後のLEDランプには、デジタル数字のようなグラフィックを採用して、アイコニックなシグネチャーランプとしている。

画像: 全高は1625mmにおさえられたハイトワゴン。ボディ同色のクオーターガーニッシュは、Xのみの装備。

全高は1625mmにおさえられたハイトワゴン。ボディ同色のクオーターガーニッシュは、Xのみの装備。

インテリアは、乗員を包み込むような安心感とのびやかなゆとりを兼ね備えた、居心地のよい空間を表現したデザインで、インパネからドアへつづく、乗員を包み込むラウンドラインにより、広がりを感じられる室内空間を演出している。上級グレードのXやGでは10.1インチのディスプレイオーディオを装備し、メーターパネルは4.2インチのディスプレイ。これらと陶器のようなトレイを融合させた温かみのあるインパネも独特だ。

パワートレーンには、モーター/インバーター/ギア(減速機)を一体化した軽量コンパクトな油冷方式の「eアクスル」を自社開発。駆動用バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンで、容量は26kWh。スズキならではの「小・少・軽・短・美」を追求したパワートレーンにより、車両重量は1020〜1030kgにおさえられ、WLTCモードの一充電走行距離は310km、同交流電力消費率は97Wh/kmと、軽BEVでトップクラスの数値を実現した。

画像: モーター/インバーター/ギア(減速機)を一体化したコンパクトで軽量な油冷方式の「eアクスル」を、eスカイ用に自社開発した。

モーター/インバーター/ギア(減速機)を一体化したコンパクトで軽量な油冷方式の「eアクスル」を、eスカイ用に自社開発した。

EV専用プラットフォーム「ハーテクトe」の採用で、高いボディ剛性やゆとりある室内空間、そして安定感のある走りを実現。さらに専用サスペンション、回生協調ブレーキ、ブレーキ引きずり低減機構、スズキ軽自動車で初採用の電動ブレーキブースターなどにより、優れた操縦安定性や快適な乗り心地、十分な航続距離の確保、そしてガソリン車から乗り替えても違和感のないブレーキ操作とドライバーの負担軽減を実現した。

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