ベントレーのフラッグシップ サルーン「フライングスパー(Flying Spur)」の新型が、欧州仕様のデモカーだが日本で初公開された。そのディテールを写真で紹介しよう。

文と写真: Webモーターマガジン編集部
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丸型2灯ヘッドランプを採用し、クリーンかつシームレスなサーフェスに

2026年6月にワールドプレミアされた、ベントレーの新型フライングスパー。今回の取材車はまだ日本仕様ではなく、世界各地でお披露目されている欧州仕様のデモカーとなる。ベントレーでは新型と謳っているがフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジのレベルだ。

とはいえ、ヘッドランプはそれまでの丸型4灯から、1962年以来初めてベントレーのサルーンに丸型2灯のシングルフロントヘッドランプを採用し、現行型の第4世代コンチネンタルGTと統一感のあるデザインへと進化させた。フロントバンパーと統合されてワイドになったフロントグリルや水平基調のグリル下インテークなど、よりシャープでラグジュアリーな雰囲気となった。

フロントフェンダーのウイングベントは廃され、トランクリッドはやや丸みを帯びたデザインとなるなど、クリーンでモダンかつシームレスなサーフェスで、全体的にスポーティな中にもラグジュアリーさを醸し出したスタイリングとしている。これは最近のベントレーが女性オーナーを意識していることの表れでもあるようだ。

インテリアはエクステリアほど変更されておらず、ドアを開けるとベントレーらしい世界が展開する。上質なレザーのシートはベントレーのトリムスペシャリストによって1脚あたり12時間をかけてハンドクラフトで仕立てられ、フルーテッド(立体的ライン)加工やキルティングインサートなど、卓越したクラフツマンシップが施される。

パワートレーンも変更はなく、4LのV8ツインターボにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで、8速DCTを介してフルタイムで四輪を駆動する。システムの最高出力は782ps、最大トルクは1000Nmを発生し、約2.7トンのボディながら0→100km/h加速は3.5秒でこなす。

新型フライングスパーは2026年9月からベントレーの本拠地である英国 クルー工場で生産が開始されており、日本仕様も2027年春ごろからデリバリーが予定されている。

ベントレー フライングスパー マリナー(英国仕様) 主要諸元

●全長×全幅×全高:5316×1988×1474mm
●ホイールベース:3194mm
●車両重量:2680〜2730kg(仕様による)
●エンジン:V8 DOHCツインターボ+モーター
●総排気量:3996cc
●エンジン最高出力:600ps(441kW)/6000rpm
●エンジン最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2000-4500rpm
●モーター最高出力:190ps
●モーター最大トルク:450Nm
●システム最高出力:782ps
●システム最大トルク:1000Nm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●タイヤサイズ:前:275/35ZR22、後315/30ZR22
●車両価格(税込):未定

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