先日開催された東京オートサロンの会場で発表された、ロータス史上最速の量産車シリーズが「3-イレブン」だ。
ご覧のようにドアもフロントウインドーもない、シンプルなオープン2シーター。ボディにはカーボン複合材が使われ、乾燥車重はロードバージョンが925kg、レースバージョンが890kgという超軽量。
これに搭載されるエンジンは、エヴォーラなどでおなじみのトヨタ製3.5LのV6+インタークーター付きスーパーチャージャーの改良版。パワースペックは、ロードバージョンが416ps/410Nm、レースバージョンが466ps/525Nmを発生する。
このハイパワーに前述の軽い車重だから、そのパフォーマンスはハンパじゃない。最高速度は280km/h(ロード) & 290km/h(レース)、0-100km/h加速は3.4秒(ロード) & 3.0秒(レース)という俊足ぶりだ。
組み合わされるミッションは6速MT(レースバージョンはシーケンシャル)。
ロードバージョンは日本でもナンバーを取得して公道走行が可能。レースバージョンは助手席がオプションで、よりアグレッシブなエアロキットやFIA承認6点シートベルト付きのドライバーシートなどを装備する。
価格は、ロードバージョンが1495万8000円、レースバージョンが2025万円(いずれも消費税込み)。
その名のとおり全世界で311台の限定生産。日本でのデリバリー開始は、2017年の秋頃を予定している。
試乗する機会ができたら、1日も早くインプレッションをお届けしたい。