安全性だけでなくデザインでも注目を集めているボルボ。ここ数年、アメリカや中国をはじめ、日本でも販売台数を伸ばしているんです。その躍進の秘密を探るべくボルボの本拠地、北欧はスウェーデン・イェーテボリへ行ってきました!本編はモーターマガジン2017年3月号をご覧いただくとして、ここでは誌面で掲載しきれなかった“こぼれ話”をいくつか載せていこう。今回は、意外にも雪のなかったイェーテボリをご紹介。
スウェーデン第二の都市・イェーテボリってこんなとこ
成田空港を出発し、デンマーク・コペンハーゲン経由で約13時間をかけて到着したボルボの本拠地イェーテボリ(Göteborg)。ゴーセンバーグとかヨーテボリ、エーテボリなんて呼ばれることもある。
首都ストックホルムから西南西へ約400kmに位置し、スウェーデン第二の都市として栄えている。位置や経済性など、なんだか東京と大阪の関係に似ていると思いませんか?
南北に長い国土を持つスウェーデンのなかでもイェーテボリはかなり南に位置するため、私の行った12月中旬といっても凍えるような寒さではない。氷と雪の国・北欧、というイメージを持っていたが、気温は-2〜2度と日本の真冬と大差なく滞在中に雪が降ることはなかった。
日本で“原則使用禁止”となっているスタッド(スパイク)タイヤで走るクルマも多かったので、もしかしたらこれからが冬本番なのかもしれない。
クリスマス直前だったこともあり、街中の建物や街路樹は電飾でライティングされているもののどこか落ち着いた雰囲気。日本のように煌々と明かりが灯っていることはなかった。
というのも、スウェーデンにはロウソク文化がいまだに強く残っており、ホテルやレストランはもちろん、自宅でもロウソクの暖かい明かりを灯しているのだという。薄暗いレストランで火を見ながらの夕食なんて…オシャレじゃありませんか。癒されますよぉ。
さて、次回はもう少しクルマの話題を盛り込んで、「スウェーデンのクルマ事情」をお送りしましょう!