かつては初代ホンダNSXや初代マツダ(ユーノス)ロードスターが世界初公開されたシカゴオートショーが今週末(2月11〜20日:現地時間)からいよいよ開幕する。最近ではワールドプレミアが減っていまひとつ元気がない感もある同ショーだが、今回はレクサスの新世代フラッグシップである、新型LSとLCが2台揃って出品されるのが見所だ。
1月のデトロイトショーで世界初公開された新型LSは6ライトのキャビン&クーペライクなフォルムで話題となったばかり。先進の安全技術が搭載されることもアナウンスされた。日本での発売は今年の夏〜初秋と思われるが、今回公開された北米仕様に加えて世界初の安全技術が盛り込まれて登場する可能性が大。ライバルを一挙に引き離すと言われるその技術に注目したい。
そしてもう一台が、世界で最高に美しいと評される新型クーペ=LC。日本発売までおよそ1カ月に迫ってきたが、つい先日、編集部に耳寄りな情報が飛び込んできた。欧州で「LC F」が商標登録されたという。「F」と言えば、ご存じレクサスのハイパフォーマンスライン。GSとRCには5L V8エンジンを搭載する「F」が設定されているが、すでにLCは標準でも同じV8エンジンを搭載している。ということは…ホリデーオート誌で報告しているように、新開発の4L級V8ツインターボ搭載車が追加設定される可能性が高い。
ちなみに、同じエンジンは新型LSにも搭載を検討しているという情報もある。AMGとガチで勝負するつもりなのかも知れないね。