メルセデス・ベンツは新型Eクラスにファブリックのソフトトップを採用するオープンモデル、Eクラスカブリオレを本国で発表した。本国での導入時期についてはまだアナウンスされてないが、実車は3月9日から一般公開となるジュネーブモーターショーで公開されるという。
カブリオレの登場でEクラスファミリーが完成する
詳しいパワートレインはまだ発表されていないがガソリンとディーゼルエンジンが搭載され、全ラインナップに9速ATの9Gトロニックが組み合わせられる。また4WDモデルモも追加されるというから注目だ。
車体の大きさは従来モデルと比較して、全長が123mm長い4826mm、全幅は74mm広い1860mm、高さは30mm高い1428 mm、さらにホイールベースも113mm伸ばされて2873mmとなっている。これにより室内空間が拡大し、長い旅でも快適さを楽しむことのできる仕様になっている。
ソフトトップはSクラスカブリオレから派生したもので耐久性や操作性など高品質なものが採用されている。カラーはダークブラウン、ダークブルー、ダークレッド、ブラックの4色あり、開閉時間は約20秒で最高50km/h走行時でも開閉できる。
オプションで選べるというAIRSCARFネックレベルヒーティングは運転席と助手席の首元に暖かい空気を送り込むシステムで、冬でも躊躇なくオープンにできるという。
Eクラスカブリオレのはじまりとなる124シリーズのカブリオレが1992年に登場して、2017年で25年となる。これを記念して「25th Anniversary Edition」も登場するという。20インチの5ツインスポークホイールやオープンポアエルムウッドトリム、専用外装色とソフトトップカラーの組み合わせなど特別なモデルになるようだ。