クルマが一挙に大衆化した1970年代〜80年代。高性能車が続々と誕生し、クーペが若者の憧れだった時代を振り返る期間限定の連載の始まり。今回は80年代〜90年代にかけて一大ブームを巻き起こしたAE86こと、4代目カローラレビンの登場です。
1983年5月、日本の大衆車をリードしてきたカローラがフルモデルチェンジ。セダン系はついに前輪駆動となったが、クーペ系すなわちレビンは後輪駆動が継承された。シャシは先代TE71のキャリーオーバーだったが、エンジンは新世代の4バルブDOHC =4A-GEUが搭載された。当時、唯一のライトウエイトFRとして爆発的な人気を集めた。