クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題をどうぞ。

マツダのスカイアクティブDをはじめ、輸入車でも最近は日本仕様にディーゼル車をラインアップしているメーカーが増えています。

画像: 2012年に発売された初代CX-5から、マツダのディーゼル車人気は高まっていった。

2012年に発売された初代CX-5から、マツダのディーゼル車人気は高まっていった。

では、日本で最初にディーゼル乗用車を発売したのは、どこのメーカーでしょうか?

  • 1 トヨタ
  • 2 日産
  • 3 三菱
  • 4 いすゞ
  • 5 ダイハツ
  • 1 トヨタ
    21
    118
  • 2 日産
    11
    62
  • 3 三菱
    16
    89
  • 4 いすゞ
    44
    249
  • 5 ダイハツ
    8
    45

正解は、1の「トヨタ」でした。

1955年に登場した初代トヨペット・クラウンには、1959年から1961年にかけてディーゼルエンジン搭載車が設定されていました。
1.5Lの4気筒で40psを発生。残念ながら販売台数は少なかったようで、トヨタがディーゼル乗用車を再び世に送り出すのは、1977年の5代目クラウンになります。

画像: 初代クラウンにはディーゼルエンジン搭載車も設定されていた(写真はガソリンエンジン搭載車)。

初代クラウンにはディーゼルエンジン搭載車も設定されていた(写真はガソリンエンジン搭載車)。

いすゞは1962年に発売した「ベレル」にディーゼルを設定。その後、フローリアン、117クーペ、ジェミニなどにも搭載しました。

画像: いすゞはベレルの発売後、フローリアン、117クーペ、ジェミニなどにもディーゼルエンジンを搭載した。

いすゞはベレルの発売後、フローリアン、117クーペ、ジェミニなどにもディーゼルエンジンを搭載した。

1970年代以降、日本では排気ガス規制強化によってディーゼルエンジンは排気ガス浄化が難しいことから、日本メーカーもインポーターもラインアップからディーゼル乗用車はフェードアウトしていきました。

日本で、再びディーゼル乗用車が脚光を浴びたのは2008年以降。
低燃費と高トルクを両立させ、ポスト新長期規制に適合するクリーンディーゼルエンジン搭載車を各メーカーがこぞって発売してからのことになります。

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