クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題をどうぞ。
マツダのスカイアクティブDをはじめ、輸入車でも最近は日本仕様にディーゼル車をラインアップしているメーカーが増えています。
では、日本で最初にディーゼル乗用車を発売したのは、どこのメーカーでしょうか?
正解は、1の「トヨタ」でした。
1955年に登場した初代トヨペット・クラウンには、1959年から1961年にかけてディーゼルエンジン搭載車が設定されていました。
1.5Lの4気筒で40psを発生。残念ながら販売台数は少なかったようで、トヨタがディーゼル乗用車を再び世に送り出すのは、1977年の5代目クラウンになります。
いすゞは1962年に発売した「ベレル」にディーゼルを設定。その後、フローリアン、117クーペ、ジェミニなどにも搭載しました。
1970年代以降、日本では排気ガス規制強化によってディーゼルエンジンは排気ガス浄化が難しいことから、日本メーカーもインポーターもラインアップからディーゼル乗用車はフェードアウトしていきました。
日本で、再びディーゼル乗用車が脚光を浴びたのは2008年以降。
低燃費と高トルクを両立させ、ポスト新長期規制に適合するクリーンディーゼルエンジン搭載車を各メーカーがこぞって発売してからのことになります。