ポルシェ ジャパンが、スーパーGTシリーズのファースト・レスキュー・オペレーション車両(FRO)として、マカンターボを提供した。これでポルシェ ジャパンによるFRO提供は3台目になる。

スーパーGTシリーズに配備されたポルシェ マカンターボのファースト・レスキュー・オペレーション車両。
FROに最適と言えるマカンターボ
レースには不可欠のレスキュー車両、正式にはファースト・レスキュー・オペレーション車両(FRO)と言うが、ポルシェ マカンターボのFROが登場した。

4月9日のスーパーGT開幕戦で行われた車両贈呈式。ポルシェ ジャパンの七五三木社長(左)とGTアソシエイションの坂東正明代表(右)。
ポルシェ ジャパンがGTアソシエイションへ提供したもので、スーパーGTシリーズで使用されることになる。マカンターボのFROにはレース中、ドクターとレスキュースタッフが乗車してアクシデントが発生した際、いち早く救助活動を行う。FROに求められるのは速いことだけではなく、一定以上のキャビンスペースも必要だ。そうした意味でマカンターボはFROに最適な1台と言っていいだろう。

これは今まで使用されていたカイエンS E-ハイブリッドのFRO。
ポルシェ ジャパンはこれまでにも2012年にカイエンSハイブリッド、2015年にはカイエンS E-ハイブリッドをGTアソシエーションに提供しておりこれが3台目となる。より円滑なスーパーGTの運営とドライバーの安全確保ため、これからもFROの提供を続けて行くことになる。