フォルクスワーゲンのラインナップで最小サイズのup!が、エクステリア・インテリアデザインの刷新やコネクテビティ装備の充実などの変更をうけてマイナーチェンジした。
これまでのイメージは踏襲し、コネクテビティを向上
日本デビューから約5年が経過したフォルクスワーゲンup!がフェイスリフトを受けて、2017年4月27日に発売された。ラインアップはこれまで通り、2ドアと4ドアのmove up!、装備を充実させたhigh up!の3モデル。派生モデルでSUVルックのcross up!の発売時期についてはアナウンスされなかった。
トピックスとしてはコネクテビティが充実させたことだろう。move up!4ドアとhigh up!にオプション設定されている「スマートフォンホルダー付属のComposition Phone」により、専用アプリを介してのナビゲーションやスマホ内の音楽再生などの機能を利用することができる。その他にもスマホに登録されている連絡先への電話(ハンズフリー通話)や走行データの参照などもできるという。
また、レインセンサーやオートライトなどの安全機能が標準装備された点も見逃せない。
エクステリアはこれまでのイメージを踏襲して若干のデザイン変更にとどめている。デビュー当時から人気のあったカラーコーディネート、外装色と内装色の組み合わせも引き続き採用(high up!)し、ダッシュボードのデザインを“インモールドラベリング”という立体的なものに変更している。
発表会の会場に4台のニューup!が展示されていたので運転席に座ってみると、シート前後長を長く設定されているためか座り心地がとてもいい。身長180cmの私がドライビングポジションに合わせてみてると、太もものヒザ裏近くまでしっかりシートに接していることがわかる。これは長時間運転の強い味方になるだろう。