「ポルシェと聞いて思い浮かべるクルマは?」と聞かれれば、ほとんどの人が「911」と答えるだろう。スポーツカーメーカーとしての長い歴史を持つ“ポルシェ”を911なくして語ることはできない。ルーフからボディ後方へなだらかに下っていく独特のシルエット“ポルシェ フライライン”は911の証と言っても過言ではない。
拡充する“4ドアポルシェ”のラインナップ
そしていまや、このフライラインは718ケイマンをはじめ、4ドアサルーンのパナメーラにも採用されている。これは、4ドアであってもスポーツカーメーカーであるポルシェのDNAがしっかりと継承されていると言うことを示唆している。
それを示すように現在のポルシェのラインナップをみると911、718、パナメーラ、マカン、カイエンと、実に5台中、3台が4ドアモデルで構成されている。さらにパナメーラのジュニアモデル「パジューン」の開発も進められ、さらなる“4ドアポルシェ”の拡充が計画されている。
モーターマガジン6月号(5月1日発売)では、新型パナメーラ ターボ、パナメーラ ターボS Eハイブリッド、マカン ターボパフォーマンス、マカンGTS、マカンS、カイエンS Eハイブリッドなどの“4ドアポルシェのスポーツ性”と“サルーンとしての快適性”を高い次元で両立し、且つ“伝統の継承と新たなる挑戦”に挑み続ける“4ドアポルシェ”にスポットをあてている。