あの名ドライバー、ファンジオによってマセラティは60年前に、F1ドライバーズチャンピオンを獲得した。そしてその偉業の60周年を記念して「マセラティ ギブリ スカテナート」が世界限定60台で発売された。
画像: マセラティ ギブリ スカテナート。ブラックとレッドのコントラストが美しく、また迫力もある。

マセラティ ギブリ スカテナート。ブラックとレッドのコントラストが美しく、また迫力もある。

もの凄い迫力に仕上がったギブリ

マセラティは今でこそFCA傘下となり、ラグジュアリーカーメーカーというイメージが強いかもしれないが、かつてはバリバリのスポーツカーメーカーだった。実際に1950年代にはF1にも参戦していた。

画像: マセラティ ギブリ スカテナート。引き締まった足まわり。

マセラティ ギブリ スカテナート。引き締まった足まわり。

そして、あのファン・マニュエル・ファンジオがマセラティ250F/ピレリによって、F1ドライバーズチャンピオンに輝いたのが1957年のことだった。それから60周年を記念して世界限定60台で販売されたのが「マセラティ ギブリ スカテナート」だ。

画像: ばっちりと決まった足まわり。

ばっちりと決まった足まわり。

“スカテナート”はイタリア語で“解き放たれた”という意味だが、この限定車の目玉は現在のF1に供給されているピレリP ZEROのラベル技術によって可能になったカラーエディションだ。タイヤのサイドウォールに赤い文字で「PORELLI P ZERO」と鮮やかに刻まれている。

さらに外装色は「ネロ リベーレ」と呼ばれるブラックで、内装も同じくブラックに仕立てられている。また、足まわりは20インチウラーノホイールとレッドペイントされたキャリパーを装着している。

画像: インテリアもブラックで仕立てられている。

インテリアもブラックで仕立てられている。

全体的にかなりスポーティに仕上がっている。F1ドライバーズチャンピオン獲得60周年記念にふさわしい内容と言っていいだろう。これで車両価格は950万円。ベース車の25万円高に留まっている。しかもツーリングパッケージ(電動ステアリングコラム調整/ヒーテッドフロントシート/イージーエントリーシステム/電動トランクリッドなど)付きなのでかなり割安だ。

受注開始は6月6日、デリバリー開始は7月とのこと。日本への割り当て台数は発表になっていないが、かなりな人気になりそうだ。

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