かつては4WDは本格クロカン4駆のための「特別な機構」・・・でした。しかし、今ではオフロード車に限らず、舗装路やサーキットを走ることを前提としたスポーツカーにまで4WDシステムは用いられるようになりました。そして現在、乗用4WD車といえば、今やフルタイム4WDが主流で、パートタイム4WDの方が特殊なものになりました。

そこで今回のクエスチョン。国産メーカーで初めてフルタイム4WDを商品化したメーカーは?というのが今回のクエスチョンです。
国産乗用車で初めてフルタイム4WDを商品化したメーカーは?
正解は 1 のマツダでした。

寸法は全長 3990×全幅 1645×全高 1355mmと、当時のこのクラスのクルマとしては標準的なサイズ。
国産車で初めて商品化されたフルタイム 4WD車が設定されたモデルは、6代目にあたるマツダ・ファミリアです。6代目ファミリア(BF型)は 1985年1月に登場し、同年10月にフルタイム4WDモデルが追加されました。なお、フルタイム4WD車は3ドアのみ、エンジンは E5型エンジン(70ps)と
B6型DOHCターボ 16バルブ(140ps)の2タイプが用意されました。
さらに 4WDの「GT-X」には悪路走破性を高めるハイトコントロールサスペンションも装備。路面の状態に応じて車高を約30mm変化させることができました。
そして、このBF型ファミリアのフルタイム4WDモデルをベースにしたマシンで、1987年の WRC世界ラリー選手権「スウェディッシュラリー」において優勝するという快挙を達成。これによりマツダのフルタイム 4WDシステムの実力が世間に知れ渡ることになるのです。

雪の中を疾走する、BF型ベースの Mazda 323 4WD GTX 。写真は上述のスウェディッシュラリー(1987年)でのひとコマ。