三菱自動車は8月10日から開催される第25回インドネシア国際オートショーで、新型クロスオーバーMPVを世界初公開すると発表。併せて実車のティザー画像を3点公開した。
この新型クロスオーバーMPV、写真を見ればわかるとおり、ベースになったのは昨年の同ショーに出品された「XMコンセプト」。コンパクトなボディにSUVの力強さと3列シート7人乗りのMPVの利便性を融合したコンセプトカーだった。その市販型がいよいよ公開・発売される。
ホリデーオート編集部の調べによると、土台となるプラットフォームは次世代小型車用の新開発のもので、今回はそのアタマ出しとなる。次期RVRやミラージュ/アトラ—ジュとも共用する次世代戦略車用グローバルプラットフォームだ。搭載エンジンは1.5リッターガソリンのみ。生産はインドネシアの工場で行われる。現在のところ、国内発売の計画はないようだ。
車名は「エクスパンダー」になるという説が有力。ちなみに2017年度中の発売が有力視される次世代のデリカD:5との関係が気になるが、両車に直接的な関係はない。次期デリカD:5は、アウトランダー系の中型FF車用プラットフォームを採用して、搭載エンジンも2.4リッターディーゼルターボがメインになる。10月の東京モーターショーで公開後、2018年3月までに発売される。