新型Sクラスの最新情報が続々公開されている。まずは最上級グレード「メルセデス AMG S
63」モデルの試乗動画から、さっそくお届けしよう。
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ダウンサイジングでも0-100km/h加速は3.5秒!?

画像: ダウンサイジングでも0-100km/h加速は3.5秒!?

メルセデスAMG S63 4マティックが搭載するV8ツインターボエンジンは、最高出力が従来比プラス20kW(27 hp)の450 kW(612 hp)を発生、AMG SPEEDSHIFT MCT 9スピードスポーツトランスミッションとの組み合わせで、0-100km/h加速は3.5秒というスーパーカーも真っ青のスペックを見せつけている。

これまでの5.5Lに代わって新型は4Lまでダウンサイジングされ、燃料消費量は燃費合計:8.9 l / 100 km、CO2排出量合計:203 g / kmと、圧倒的に低減されている。メルセデスの新たなフラッグシップにふさわしい「パフォーマンス」を手に入れたと言っていい。

あらゆる路面で最適かつスポーティなトラクション制御をこなしてくれるAMG Performance 4MATICシステムとあいまって、ドライバーズサルーンとしてもライバルを寄せつけないダイナミック性能を発揮しているようだ。

もはやV12ツインターボモデルを超えてしまった

画像1: もはやV12ツインターボモデルを超えてしまった

レンジとしてはさらに上に立つAMG S65だが、6LのV12ツインターボは従来と同じ463 kW(630 hp)の出力と1000Nmのピークトルクをキープしている。ちなみに0-100km/h加速は4.3秒。十分強烈な数値だが、新しいV8モデルはもはやそれすらも凌いでしまった。もはやこの2グレードにヒエラルキーは存在しない。ガチでライバル的存在なのだ。

エクステリアの進化ポイントとしては、ULTRA RANGEハイビーム機能を採用したMULTIBEAM LEDヘッドランプと、フロントエプロンのシャープなジェットウィング形状が、Sクラスの頂点にふさわしいインパクトを演出している。リアバンパーも新デザインだが、テールパイプトリムのデザインには新世代スポーツサルーンにふさわしいクールな印象すら漂う。

画像2: もはやV12ツインターボモデルを超えてしまった

スイス・チューリッヒをステージとしたドライビングエクスペリエンスは、たっぷり12分。のどかで美しい風景とともに、AMG S63 4マティックの走りをリアルに体感してほしい。

画像3: もはやV12ツインターボモデルを超えてしまった

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