現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「ランボルギーニ アヴェンタドール」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
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ランボルギーニ アヴェンタドール Sクーペ。全幅2030mmの迫力ボディ。
エアロダイナミクスに優れたボディ
跳ね上げ式のドアを持つボディにV12エンジンをミッドシップ搭載するランボルギーニのフラッグシップ。ムルシエラゴの後継モデルとして2011年より発売が開始された。
ボディバリエーションはクーペとオープンスタイルのロードスターの2タイプ。基本となるクーペとロードスターは、最高出力700ps/最大トルク690Nmの6498ccのV12を搭載。アヴェンタドールSクーペは最高出力740ps/最大トルク690Nm、アヴェンタドールSVのクーペとロードスターには最高出力750ps/大トルク690Nmという異なるエンジンが搭載されている。
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リアバンパーの中央にレイアウトされたマフラーは3本出し。
駆動方式はすべて4WD。アヴァンタドールSには後輪ステアも追加され、ワインディングロードや方向転換時などでは効果は絶大だ。
注目ポイント:とことん過激なのがアヴァンタドールの魅力だろう。そういう意味では750psまでチューンナップされたSVモデルのロードスターがもっともアヴァンタドールらしいと言える。
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全高はわずか1136mmしかないのでコクピットはタイトで地を這うような雰囲気だ。
ランボルギーニ アヴェンタドール 主要諸元
全長:4780~4797mm
搭載エンジン:6.5L V12DOHC
駆動方式:4WD
トランスミッション:7速DCT
車両価格:43,173,000~47,934,720円