(タイトル写真はルノー・ジャポンの大極社長)
ルノー・スポールが仕立てたコンパクトスポーツ
日本市場で2017年も9月20日で前年登録台数をクリアし、8年連続で前年比登録台数を上回っているルノー。
そんなルノーが送り出したトゥインゴ GTは、ルノー・スポールが特徴的なRRの駆動方式を持つトゥインゴに、5速MTと109psに出力を向上させた0.9Lターボエンジンを組み合わせ、さらにシャシに専用のチューニングを施した、街中を自在に駆け廻れるコンパクトスポーツだ。
車体リアに搭載される0.9Lのターボエンジンは、サイドエアインテーク(空気吸入口)の採用をはじめ、燃料供給、エンジン冷却、エキゾーストシステムの改良により、最高出力が109ps/最大トルクが170Nmに向上した。
シャシは、ダンパーが専用となり、アンチロールバーも強化されている。さらに、横滑り防止装置(ESC)は標準モデルに比べ介入を遅らせ、曲がりくねったコーナーで後輪のスライドを感じることができるようチューニングが施された。
特徴的な17インチホイール、NACAダクトをイメージしたデカールなど、外観には2013年に発表されたコンセプトカー「Twin’Run(トゥインラン)」そのままのデザインが取り入れられている。
室内は、レザー調×ファブリックコンビシートにはホワイト&オレンジラインとオレンジステッチが、 レザー調ドアトリムにもオレンジステッチが施される。エアコン吹き出し口、シフトレバーブーツリングにもアクセントとしてオレンジが配されている。
オレンジのアクセントとともに、RENAULT SPORTロゴ入りキッキングプレート、アルミペダル、ZAMACシフトノブが、トゥインゴ GTが持つモータースポーツの遺伝子を感じさせる。
ボディカラーは、オランジュ ブレイズ メタリック(オレンジ色)。
価格は、224万円(税込)。
なお、トゥインゴ GTは2018年の年明け後に、5速MTと6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)をラインアップして通常販売モデルとして発売される。