いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ポルシェ カイエン」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
豊富なラインナップで選び甲斐あり
ポルシェ初のSUVとして2002年デビューし、そのブランド力や高い走行性能、ポルシェらしいデザインなどにより世界中でヒットしたモデルだ。そのコンセプトを継承しつつ2代目は2010年に登場し、2014年にマイナーチェンジを行った後期型となる。
ラインナップは豊富で、300ps/400Nmを発生する3.6L V6自然吸気エンジンを搭載するカイエンを筆頭に6つのグレードを設定する。
中でも570ps/800Nmの4.6L V8ツインターボを搭載したターボSは圧倒的なパフォーマンスを誇り、2310kgという重量級ボディをものともせず0→100km /h加速は4.1秒をマークする。
なお、ドイツ本国ではフルモデルチェンジした3世代目に切り替わり、日本導入は2018年前半を予定している。
ポルシェ カイエン 主要諸元
全長:4855mm
全幅:1940~1955mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:8.6~11.9km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:3.6L、4.8Lガソリン/PHEV
日本デビュー:2010年2月25日
車両価格:8,940,000〜22,730,000円