カジャーってどんなクルマ?
カジャーは4455×1835×1610mmのスリーサイズを持つ、CセグメントSUVだ。
日本では昨年2017年8月に、100台限定モデルとして「カジャーBose」が発売されたが、今回搭乗する「カジャー インテンス」はカタログモデルとなる。
エンジンは、ルノーモデルではおなじみとなるH5F型1.2Lターボ。131ps/205Nmを発生、オーバーブースト機能により2/3速の低速域でのトルクが増大する。
組み合わせるトランスミッションは、7速乾式デュアルクラッチ(7速EDC)だ。駆動方式はFFとなる。
価格は347万円。インテンスのモノグレードとなる。ボディカラーは ルージュフラムM、ブルー コスモスM、グリ チタニアムM、ブラン ナクレMの4色(Mはメタリック)。
ライバルは?
輸入車としては、プジョー3008(357〜429万円)や、VWティグアン(363万6000〜471万9000円)がライバルとなる。国産車のライバルはマツダCX-5あたりになるだろう。
カジャーってどんな意味?
カジャー(KADJAR)という車名は、ルノージャポン広報氏によると「造語です」とのことだ。生産はスペインにあるルノー工場で行われる。
ルノーのCセグメントSUVには、日本では今まで「コレオス」があった。大きさ的には今回搭乗したカジャーは、コレオスの実質的な後継モデルとなるが、コレオスは4WDでカジャーはFF、という決定的な違いもある。
またグローバルで見てみると、日本未発売の新型コレオスは全長が4673mmと、ひとつ上のクラスに昇格。欧州におけるルノーのSUVラインアップとしては、Bセグメントの「キャプチャー」、Cセグメントの「カジャー」、Dセグメントの「コレオス」をいう体系になっている。