RB20DETはトルク・レスポンスの良さと高回転域でのパンチ力を手に入れるために、セラミックターボを選択した。その結果、中低速域での力強さはすこぶる良く、スカイラインは久しぶりに実に頼もしいパワーユニットを手に入れたと言える。
サスペンションは基本的にセダンと同じ。リアはセミトレーリングアームにHICASを組み合わせたものだが、フィーリングはセダンより格段にスポーティになっているし、ノリ心地もこちらの方が良いくらいだ。剛性感が高く、コーナリングスピードは圧倒的に高い。筑波サーキットのタイムアタックでスープラ2.0GTツインターボより2秒以上速い1分13秒31をマークしたことでも証明された。(ホリデーオート1986年7月26日号より抜粋)
全長×全幅×全高:4660×1690×1365mm
ホイールベース:2615mm
重量:1320kg
エンジン:RB20DET型・直6DOHCターボ・1998cc
最高出力:180ps/6400rpm
最大トルク:23.0kgm/3600rpm
サスペンション形式(前/後):ストラット/セミトレーリングアーム
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