5.2LのV12ツインターボは725ps & 900Nmを発生!
DBS スーパーレッジェーラは、バンキッシュSの後継モデルにあたる。
アストンマーティン社長のアンディ・パーマーが2015年に発表した同社のセカンド・センチュリー・プランでは、毎年1台、7年間で7台のニューモデルを発表し、そのローテーションを繰り返すという。プランの第一弾がDB11(2016年)、第二弾がヴァンテージ(2017年)、そして第三弾がDBS スーパーレッジェーラというわけだ。
スーパーレッジェーラ(Superleggera)とはイタリア語で「超軽量」の意味。イタリアのコーチビルダー、トゥーリングが先鞭をつけた革新的軽量構造へのオマージュだ。
![画像: 「DB11が変身前のブルース・ウエインで、DBS スーパーレッジェーラは変身後のバットマン」と、ニルソン社長は語った。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/069b78263084cba9e13a65bbe972b8795c78536c_xlarge.jpg)
「DB11が変身前のブルース・ウエインで、DBS スーパーレッジェーラは変身後のバットマン」と、ニルソン社長は語った。
カーボンファイバー製のボディをまとったスタイルは、美しさの中にアグレッシブでアスリートを連想させる雰囲気が漂う。DB11とともにデビューした革新的な空力コンセプト(エアロパーツをまとうことなく、ボディ内に空気を流してダウンフォースを得る)を進化させ、F1にインスピレーションを受けたダブルディフューザーなどにより、最高速時のダウンフォースは180kgに達する。
![画像: トランクリッド上にはカーボン製のリアスポイラーを装着。バンパー下はダブルディフューザーとなっている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/b07e06b96abd09205d3faa5f88f3cbeaeb015e72_xlarge.jpg)
トランクリッド上にはカーボン製のリアスポイラーを装着。バンパー下はダブルディフューザーとなっている。
![画像: 最大のライバルは、フェラーリ 812スーパーファストだという。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/b99601db4d4fee79b2565d22d83057f81a641e80_xlarge.jpg)
最大のライバルは、フェラーリ 812スーパーファストだという。
エンジンはフロントミッドシップ搭載された5.2LのV12ツインターボで、725ps/900Nmを発生。0-100km/h加速は3.4秒、最高速は211mph(約340km/h)に達する。トランスミッションは、リアにミッドマウント(トランスアクスル)されたZF製8速ATだ。
![画像: フロントミッドシップマウントされた5.2LのV12ツインターボはDB11のものよりパワーアップされている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/3490a4c8ed8bcb74f3b9096cdfe8c34cf7fd458e_xlarge.jpg)
フロントミッドシップマウントされた5.2LのV12ツインターボはDB11のものよりパワーアップされている。
アストンマーティンのフラッグシップにふさわしく、インテリアもソフトなレザーとアルカンターラで仕上げられ、タイヤ空気圧モニタリング・システム、パーキングディスタンス・ディスプレイ付き360°カメラ、スマホ連動可能なオーディオ、カーナビやインフォテイメントシステムなど、快適装備は充実している。
![画像: インテリアは幅広いオプションで、さまざまなスタイルにパーソナライズが可能だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/7aa6f7dec14f7bbaf4968901263166e6146c7d0d_xlarge.jpg)
インテリアは幅広いオプションで、さまざまなスタイルにパーソナライズが可能だ。
![画像: ヘッドレスト一体型のスポーツシートにはDBSの刺繍ロゴが入る。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/06/27/481b3a5ab517f2f600e386d90b86c51e2b61a71f_xlarge.jpg)
ヘッドレスト一体型のスポーツシートにはDBSの刺繍ロゴが入る。
気になる価格だが、アストンマーティン・ジャパンでは「3450万円を目指す」という。デリバリーは、2018年末の予定だ。
アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ 主要諸元
全長×全幅×全高:4712×2146(ドアミラー含む)×1280mm
ホイールベース:2805mm
重量:1693kg
エンジン:V12DOHCツインターボ・5204cc
最高出力:533kW[725ps]/6500rpm
最大トルク:900Nm[91.8kgm]/1800-5000rpm
ミッション:8速AT
駆動方式:FR
EU複合燃費:12.28km/ℓ(予測値)
タイヤサイズ:前265/35R21、後305/30R21
価格:3450万円(予定)