アストンマーティン・ジャパンは、次世代フラッグシップ・スーパーGTのDBS スーパーレッジェーラを発表した。(タイトル写真はアストンマーティン アジアパシフィックのパトリック・ニルソン社長)

5.2LのV12ツインターボは725ps & 900Nmを発生!

DBS スーパーレッジェーラは、バンキッシュSの後継モデルにあたる。
アストンマーティン社長のアンディ・パーマーが2015年に発表した同社のセカンド・センチュリー・プランでは、毎年1台、7年間で7台のニューモデルを発表し、そのローテーションを繰り返すという。プランの第一弾がDB11(2016年)、第二弾がヴァンテージ(2017年)、そして第三弾がDBS スーパーレッジェーラというわけだ。
スーパーレッジェーラ(Superleggera)とはイタリア語で「超軽量」の意味。イタリアのコーチビルダー、トゥーリングが先鞭をつけた革新的軽量構造へのオマージュだ。

画像: 「DB11が変身前のブルース・ウエインで、DBS スーパーレッジェーラは変身後のバットマン」と、ニルソン社長は語った。

「DB11が変身前のブルース・ウエインで、DBS スーパーレッジェーラは変身後のバットマン」と、ニルソン社長は語った。

カーボンファイバー製のボディをまとったスタイルは、美しさの中にアグレッシブでアスリートを連想させる雰囲気が漂う。DB11とともにデビューした革新的な空力コンセプト(エアロパーツをまとうことなく、ボディ内に空気を流してダウンフォースを得る)を進化させ、F1にインスピレーションを受けたダブルディフューザーなどにより、最高速時のダウンフォースは180kgに達する。

エンジンはフロントミッドシップ搭載された5.2LのV12ツインターボで、725ps/900Nmを発生。0-100km/h加速は3.4秒、最高速は211mph(約340km/h)に達する。トランスミッションは、リアにミッドマウント(トランスアクスル)されたZF製8速ATだ。

画像: フロントミッドシップマウントされた5.2LのV12ツインターボはDB11のものよりパワーアップされている。

フロントミッドシップマウントされた5.2LのV12ツインターボはDB11のものよりパワーアップされている。

アストンマーティンのフラッグシップにふさわしく、インテリアもソフトなレザーとアルカンターラで仕上げられ、タイヤ空気圧モニタリング・システム、パーキングディスタンス・ディスプレイ付き360°カメラ、スマホ連動可能なオーディオ、カーナビやインフォテイメントシステムなど、快適装備は充実している。

気になる価格だが、アストンマーティン・ジャパンでは「3450万円を目指す」という。デリバリーは、2018年末の予定だ。

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ 主要諸元

全長×全幅×全高:4712×2146(ドアミラー含む)×1280mm
ホイールベース:2805mm
重量:1693kg
エンジン:V12DOHCツインターボ・5204cc
最高出力:533kW[725ps]/6500rpm
最大トルク:900Nm[91.8kgm]/1800-5000rpm
ミッション:8速AT
駆動方式:FR
EU複合燃費:12.28km/ℓ(予測値)
タイヤサイズ:前265/35R21、後305/30R21
価格:3450万円(予定)

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