栃木県茂木町にあるツインリンクもてぎ。その中にある「ホンダコレクションホール」は、今年で開館20周年を迎えた。それを記念して、市販車両約60台のデモンストレーション走行が7月16日に行われた。その中から、あのCR-Xデルソルの電動ハードトップ開閉シーンを動画でどうぞ。
次回は9月24日(月・振替休日)に開催
ツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールは、1998年にオープン。開館から今年で20周年を迎える。
ホンダコレクションホールは、ホンダの2輪/4輪車を展示しているが、単に製品を集めて展示するだけではなく、「エンジンが動き、当時に近い性能が発揮できる」状態で保存されているのが特長だ。年に数回、一流のドライバー/ライダーによって動態テストが行われ、そこで足まわりの状態なども確認しているという。
7月16日、開館20周年を記念して「市販製品特別走行」と銘打ったイベントが開催された。これは、普段はコレクションホールに展示されている市販車両約60台をデモンストレーション走行するというもの。ツインリンクもてぎの南コースで行われた。
2輪では1947年に最初のホンダ製品として登場した「モデルA」や1958念頭状の「スーパーカブC100」、1987年の「VFR750」1992年の「NR」など34台が走行。また4輪はホンダ初の4輪市販車「T360」や1964年の「S500」、1984年の「シティカブリオレ」、1990年の「NSX」など28台が走行した。
このイベントは、9月24日(月・秋分の日振替休日)にもう一度開催される。今回見逃したホンダファンは、ぜひ。
ということで今回は、出走した4輪の中からCR-Xデルソルをピックアップ。ホンダ事情通のカメラマン氏は「デルソルって、電動トランストップの『チルターユニット』のギアが欠けちゃうんだよねぇ。けっこうオーナーはそこに苦労しているみたいよ」と言っていたが、コレクションホールのデルソルは、完璧な動き。ぜひご覧あれ。