2018年7月12日にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでワールドプレミア(世界初公開)されたマクラーレンの最新モデル「600LT(シックスハンドレッド・エルティーと読む)」が、わずか18日後の東京で、アジア太平洋地域での初公開となった。
(タイトル写真は、マクラーレン・オートモーティブ・アジア 日本代表の正本氏と、マクラーレン・オートモーティブのコマーシャル・オペレーション・ダイレクターのA.ロング氏)

車重はわずか1247kg! 最高速度は328km/h!

マクラーレンのスポーツカー・ラインアップは、究極の「アルティメット」、主力の「スーパー」、そしてエントリーの「スポーツ」という、3つのシリーズで形成されている。600LTは、スポーツシリーズの最新モデルだ。

600はエンジン最高出力(600ps)を、LTは「ロングテール」を意味する。顔つきやスタイルは、今までのマクラーレンのスポーツカーと基本的に大きく変わらないが、ロングテールの名のとおり570Sクーペよりもリアディフューザーなどが延長されており、専用のエアロパーツや固定式のリアウイングなどが装着されている。

カーボンファイバー製パーツを積極的に採用するなどの軽量化により、車両の乾燥重量はわずか1247kg(オプションの超軽量カーボンファイバー製レーシングシート装着時)!

パワーユニットは、3.8LのV8ツインターボを縦置きミッドシップ搭載する。エンジンフード上にエキゾーストエンドを配したトップエグジット(上方排気)の採用で背圧を下げることにより、最高出力は600ps/7500rpm、最大トルクは620Nm/5500-6500rpm。組み合わされるミッションは3モード切替えの7速DCTで、後輪を駆動する。

最高速度は328km/h、0-100km/h加速は2.9秒、0-400m加速は10.4秒!

600LTは限定生産モデル(台数は未公表)で、2018年10月から約12カ月生産される予定だ。
日本における価格は、2999万9000円(消費税込み)。現在、マクラーレンの正規販売店でオーダーを受け付け中だ。(写真:玉井 充)

マクラーレン 600LT 主要諸元

全長×全幅×全高:4604×2095(ミラー含む)×1194mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1356kg(オイル類+ガソリン90%)
エンジン:V8DOHCツインターボ・3799cc
最高出力:441kW[600ps]/7500rpm
最大トルク:620Nm[63.2kgm]/5500-6500rpm
ミッション:7速DCT
駆動方式:縦置きMR
EU複合サイクル燃費:8.5km/L
燃料・タンク容量:プレミアム・72L
タイヤサイズ:前225/35R19、後285/35R20
価格:2999万9000円(税込)

画像: ホリデーオート編集部 www.facebook.com

#マクラーレン 600LTの #アンヴェール です! カメラ位置が近すぎて、全体が入りませんでした…(^_^;)。 詳しくは、のちほど #Webモーターマガジン で! #ホリデーオート

ホリデーオート編集部さんの投稿 2018年7月29日日曜日

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