ボルボ・カーズがAIコンピューティング企業のNVIDIA(エヌディビア)と協力関係を強化し、次世代プラットフォーム(SPA2)にこのコアコンピュータを採用すると発表した。

次世代車の核となる技術

ボルボの最新モデルは「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」と名付けられたプラットフォームを採用しているが、この次世代となるSPA2にNVIDIAのAI対応コンピュータを搭載することになった。

NVIDIAと言えば、先日、トヨタとソフトバンクが提携する中で話題になったAIコンピューティング企業だ。トヨタはすでに2017年5月、NVIDIAとの協業を発表しており、またその直後、ソフトバンクは同社に40億ドルの出資を明らかにしている。

ボルボ・カーズはすでに昨年からNVIDIAと自動運転車の高度なシステムとソフトウェアの共同開発を開始していたが、その関係がより強固になったわけだ。

なお、SPA2は自動運転をはじめ電動化、コネクティビティといった次世代技術が搭載されるが、それに強力な処理能力を持つNDIVIAのコアコンピュータが対応、またクラウド上での定期的なソフトウェア・アップデートも行えるそうだ。

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