2018年11月19日、トヨタはプロボックス/サクシードにハイブリッド車を追加するとともに一部改良。プロボックスは全国のトヨタカローラ店、サクシードは全国のトヨタ店ならびにトヨペット店で12月3日に発売する。
昼間の歩行者検知機能など、安全装備も強化
今回、プロボックス/サクシードに採用されたハイブリッドシステムは、基本的にアクアのものと同じ。1.5Lの1NZ-FXEエンジンにモーターを組み合わせ、バッテリーはニッケル水素。
エンジンスペックは74ps/111Nm、モータースペックは61ps/169Nm、システム全体で100psを発生する。モーター駆動によるスムーズな発進と加速に加え、高い静粛性も実現している。JC08モード燃費は27.8km/Lで、「平成27年度燃費基準+25%」を達成するとともに「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」の認定取得とあわせ、エコカー減税の対象となっている。
また全車衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティセンス」に、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を標準装備。さらに、盗難防止用のイモビライザーを新たに標準装備するなど、優れた安全・防犯機能を確保している。
さらに、オートエアコンやシートヒーター(運転席にオプション)、運転席横のスペースにセンターコンソール小物入れを標準装備するなど、快適で便利な仕様としている。
そのほか、USBポートの標準装備や、マルチホルダーのサイズを拡大することでスマートフォンやメモ帳などが楽に置けるようにするなど、働く人が使いやすい運転席まわりを追求した。
価格は、プロボックス DX(1.3L/FF)の137万3760円から、プロボックス F / サクシード TX(1.5L+モーター/FF)の196万5600円。
パワートレーンの組合せは、1.3LはCVTでFFと4WDを設定。1.5L+モーターは電気式無段変速機でFFのみとなる。